吉田と森重のCBコンビにこだわり過ぎると…。
一方の守備面では、CBの慎重なプレーがややネガティブに映った。吉田と森重の両CBはいわゆる“リーチ状態”(すでにイエローカードを1枚もらっており、あと1枚で1試合出場停止)で、それが消極的な守備につながったとの見方もできた。
そうした状況を踏まえると、ハリルホジッチ監督の采配にも疑問符が付く。久保のゴールで3-0とした時点でなぜCBを代えなかったのかと。キャプテンの吉田はさて置き、森重を下げて昌子か植田を投入しても良かったはずだ。イエローカードという足かせがないCBにアグレッシブな守備を求めれば、最終ラインが引き締まった可能性はあるだろう。
いずれにせよ、森重と吉田のCBコンビにこだわり過ぎると、彼らをなにかしらのアクシデントで欠いた場合にチームがパニックに陥る恐れもある。それだけに、比較的プレッシャーの少なかったタイ戦の後半戦で新たなCBを試すべきだったのだ。
結局のところ、攻守ともに精彩を欠いたのがタイ戦のハリルジャパンだった。効率よくゴールを重ねたという点で「この日の日本は勝負強かった」とも評価できるが、どちらかと言えば「グループ最下位のタイが相手だったから」という印象のほうが強かった。
取材・文:白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集部)
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そうした状況を踏まえると、ハリルホジッチ監督の采配にも疑問符が付く。久保のゴールで3-0とした時点でなぜCBを代えなかったのかと。キャプテンの吉田はさて置き、森重を下げて昌子か植田を投入しても良かったはずだ。イエローカードという足かせがないCBにアグレッシブな守備を求めれば、最終ラインが引き締まった可能性はあるだろう。
いずれにせよ、森重と吉田のCBコンビにこだわり過ぎると、彼らをなにかしらのアクシデントで欠いた場合にチームがパニックに陥る恐れもある。それだけに、比較的プレッシャーの少なかったタイ戦の後半戦で新たなCBを試すべきだったのだ。
結局のところ、攻守ともに精彩を欠いたのがタイ戦のハリルジャパンだった。効率よくゴールを重ねたという点で「この日の日本は勝負強かった」とも評価できるが、どちらかと言えば「グループ最下位のタイが相手だったから」という印象のほうが強かった。
取材・文:白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集部)
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