• トップ
  • ニュース一覧
  • 日本快勝に韓国メディアが嘆き節…苦しむ自国代表と比較し「ゴール祭り」の日本が眩しく映った

日本快勝に韓国メディアが嘆き節…苦しむ自国代表と比較し「ゴール祭り」の日本が眩しく映った

カテゴリ:日本代表

慎武宏

2017年03月29日

ハリルジャパンは「完全にスランプを脱した」ように見えた。

4ゴールを奪って快勝したタイ戦。韓国人記者は「日本の安定感が戻った」と語った。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

画像を見る

「ゴール祭りを展開した日本、4-0の圧勝」(総合メディア『MKスポーツ』)、「ゴール・パレードの日本、タイを下してB組1位に」(経済メディア『亜洲経済』)など、韓国メディアもタイ相手に大勝を飾った日本代表の試合結果を詳しく報じた。試合のチェックをお願いした『中央日報』サッカー班チーム長のソン・ジフン記者も、開口一番に言った。
 
「スコアだけ見ると大味で、内容的にはタイに押し込まれる場面もあったが、怪我人が多かったり、酒井高徳を守備的MFで急きょ起用する変動があっても、きっちり結果を出した。日本サッカーの競争力は何かということを確認できる試合だったのではないか」
 
 ソン・ジフン記者がタイ戦でもっとも印象的だったのは、ハリルジャパンが「完全にスランプを脱した」ように見えたことだったという。
 
「最終予選の初戦で躓いたとき、日本はどこかバタバタしている印象もあったが、昨日の試合では相手がどうであれ、また、チーム状態がどうであれ、試合の流れは支配するという本来の日本の安定感が戻った印象だ。また、決定機を逃さずきちんとゴールに結びつけていた。そういった要素は、日本が最終予選序盤のスランプから脱したことを示しているように映った」
 
 そう語るソン・ジフン記者から見て、もっとも印象的な選手は誰だったかのか。
 
「まずは岡崎慎司。前半の序盤に訪れた2度の得点シーンすべてに絡んでいた。あの2得点で日本はタイの気勢を制圧することに成功した。岡崎の活躍のおかげで日本は先に2ゴールを奪い、その後はある程度、余裕を持って試合を進められたのではないか」
 
 また、守備陣ではGK川島永嗣の名前を挙げている。
 
「前半の終わり間際と後半の立ち上がりに日本はタイの攻勢を食らったが、そのなかで光ったのが川島の存在感だった。彼が何度か訪れたピンチをしっかりと防いでくれたことで、流れをタイに奪われることはなかったし、その好守はフィールドプレーヤーたちに心理面も好影響をもたらしたのではないか」
【関連記事】
【UAE戦|動画&記事一覧】解説:セルジオ越後・金田喜稔 プレー分析:今野、久保、採点&寸評、PHOTOギャラリー etc.
【セルジオ越後】スコアと内容が一致しない「大勝劇」。本田、宇佐美の影が薄くなった
【日本代表】タイ戦を彩った「美女サポーター」たちを一挙に紹介!
中村俊輔、遠藤保仁、小野伸二…を超える「最も衝撃を受けた」と鈴木啓太が引退記者会見で明かした“意外”な選手とは?
【タイ戦|戦評】ハリル采配に疑問。なぜ“臆病に映ったCB”を交代させなかったのか

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 唯一無二の決定版!
    2月15日発売
    2024 J1&J2&J3
    選手名鑑
    60クラブを完全網羅!
    データ満載のNo.1名鑑
    詳細はこちら

  • 週刊サッカーダイジェスト いざW杯予選へ!
    3月8日発売
    元代表戦士、識者らと考える
    日本代表の現在地と未来
    2026年へのポイントは?
    J1&J2全クラブ戦力値チェックも
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 夏の移籍を先取り調査!
    3月21日発売
    大シャッフルの予感
    SUMMER TRANSFER
    夏の移籍丸わかり
    完全攻略本2024
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ