ハリルジャパンは「完全にスランプを脱した」ように見えた。
「ゴール祭りを展開した日本、4-0の圧勝」(総合メディア『MKスポーツ』)、「ゴール・パレードの日本、タイを下してB組1位に」(経済メディア『亜洲経済』)など、韓国メディアもタイ相手に大勝を飾った日本代表の試合結果を詳しく報じた。試合のチェックをお願いした『中央日報』サッカー班チーム長のソン・ジフン記者も、開口一番に言った。
「スコアだけ見ると大味で、内容的にはタイに押し込まれる場面もあったが、怪我人が多かったり、酒井高徳を守備的MFで急きょ起用する変動があっても、きっちり結果を出した。日本サッカーの競争力は何かということを確認できる試合だったのではないか」
ソン・ジフン記者がタイ戦でもっとも印象的だったのは、ハリルジャパンが「完全にスランプを脱した」ように見えたことだったという。
「最終予選の初戦で躓いたとき、日本はどこかバタバタしている印象もあったが、昨日の試合では相手がどうであれ、また、チーム状態がどうであれ、試合の流れは支配するという本来の日本の安定感が戻った印象だ。また、決定機を逃さずきちんとゴールに結びつけていた。そういった要素は、日本が最終予選序盤のスランプから脱したことを示しているように映った」
そう語るソン・ジフン記者から見て、もっとも印象的な選手は誰だったかのか。
「まずは岡崎慎司。前半の序盤に訪れた2度の得点シーンすべてに絡んでいた。あの2得点で日本はタイの気勢を制圧することに成功した。岡崎の活躍のおかげで日本は先に2ゴールを奪い、その後はある程度、余裕を持って試合を進められたのではないか」
また、守備陣ではGK川島永嗣の名前を挙げている。
「前半の終わり間際と後半の立ち上がりに日本はタイの攻勢を食らったが、そのなかで光ったのが川島の存在感だった。彼が何度か訪れたピンチをしっかりと防いでくれたことで、流れをタイに奪われることはなかったし、その好守はフィールドプレーヤーたちに心理面も好影響をもたらしたのではないか」
「スコアだけ見ると大味で、内容的にはタイに押し込まれる場面もあったが、怪我人が多かったり、酒井高徳を守備的MFで急きょ起用する変動があっても、きっちり結果を出した。日本サッカーの競争力は何かということを確認できる試合だったのではないか」
ソン・ジフン記者がタイ戦でもっとも印象的だったのは、ハリルジャパンが「完全にスランプを脱した」ように見えたことだったという。
「最終予選の初戦で躓いたとき、日本はどこかバタバタしている印象もあったが、昨日の試合では相手がどうであれ、また、チーム状態がどうであれ、試合の流れは支配するという本来の日本の安定感が戻った印象だ。また、決定機を逃さずきちんとゴールに結びつけていた。そういった要素は、日本が最終予選序盤のスランプから脱したことを示しているように映った」
そう語るソン・ジフン記者から見て、もっとも印象的な選手は誰だったかのか。
「まずは岡崎慎司。前半の序盤に訪れた2度の得点シーンすべてに絡んでいた。あの2得点で日本はタイの気勢を制圧することに成功した。岡崎の活躍のおかげで日本は先に2ゴールを奪い、その後はある程度、余裕を持って試合を進められたのではないか」
また、守備陣ではGK川島永嗣の名前を挙げている。
「前半の終わり間際と後半の立ち上がりに日本はタイの攻勢を食らったが、そのなかで光ったのが川島の存在感だった。彼が何度か訪れたピンチをしっかりと防いでくれたことで、流れをタイに奪われることはなかったし、その好守はフィールドプレーヤーたちに心理面も好影響をもたらしたのではないか」