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金田喜稔がUAE戦を斬る!「一定水準のパフォーマンスを披露していた国内組も称えられるべきだ」

カテゴリ:日本代表

サッカーダイジェスト編集部

2017年03月24日

結果が最優先の最終予選とはいえ…。

1トップで先発した大迫は、終盤に負傷交代。状況次第ではタイ戦を欠場する可能性も? 写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

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 結果を求めた試合で内容を問うのはナンセンスかもしれないが、課題もはっきり見えた。

 最も気になったのは、後半序盤の守備。UAEの攻勢を受け、48分、49分と両サイドからのクロスで立て続けにピンチを迎えた。幸い失点にはつながらなかったが、特に自陣右サイドからクロスを入れられ、ボレーシュートを撃たれそうになった3分の場面は、完全に1点ものだ。

 もちろん、見方によってはチャンスを確実に生かした日本が一枚上手だったとも言える。ただし、先に述べた問題を簡単に片づけてはいけない。アジアレベルでは「助かった」で済むが、欧州や南米の国が相手となれば確実に仕留められていただろう。

 何度も言うが、今優先すべきは2018年のワールドカップ出場権の確保で、つまりは結果が一番重要になる。しかし、日本が今よりさらに成長してほしいからこそ、あえて言いたい。緩慢なプレーをひとつでもなくすよう、肝に銘じてほしいと。

 17年に行なわれる5試合のアジア最終予選のうち、まずは初戦を制したが、混戦模様は変わらない。トップのサウジアラビア(勝点13)と勝点で並んでいるものの(得失点差で2位)、3位オーストラリアとは勝点3差と予断を許さない。

 だからこそ、3月28日のタイ戦は、格下と思わずに、もう一度気を引き締め直して臨んでほしい。UAE戦で負傷交代した大迫の状態次第ではスタメンの顔ぶれに変化もあるだろう。ホームでの一戦ではどのようなパフォーマンスを見せてくれるのか、注目したい。
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