【川崎】多摩川クラシコで喫した今季初黒星。浮き彫りになった課題とは?

カテゴリ:Jリーグ

本田健介(サッカーダイジェスト)

2017年03月20日

初黒星を今後にどう生かすか。

試合終盤にはP・ウタカらにネットを揺らされ3失点。この敗戦を糧にしたい。写真:田中研治

画像を見る

 それでも中村は前を向く。
 
「人数がだいぶ減っていますし、今いるメンバーでACLと並行して戦っていかなくちゃいけないのは、相当にタフでシビアです。でも、逆にそれは成長のチャンスでもあって、こういう試合(FC東京戦)は無駄にしてはいけない。
 
 キャンプからここまで、自分たちの形がある程度見えた1か月半でした。結果に一喜一憂してはいけないと思います。ぶれちゃいけないので。守備は前からいくところなどメリハリをつけられれば迫力を出せるはずです。(攻撃では)ボールも握らなくてはいけない。でも、そういう課題は各々が感じ取っているので、それを疲れたなかでどれだけできるかだと思います。道のりが見えただけで大きな1か月半だったと思います」
 
 鬼木達新体制となって積み上げたものは確かにある。前線からのプレスや攻守の切り替えの速さなどは昨季に比べて高まった。
 
 この敗戦で意気消沈するのではなく、糧として前に進めるか。多摩川クラシコでの悔しさを良い意味で生かすためにも今後の試合が重要になる。
 
取材・文:本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
 
【関連記事】
【J1採点&寸評】FC東京×川崎|FC東京攻撃陣が爆発!P・ウタカ、大久保、阿部が結果を残す
【FC東京】移籍後初ゴールを決めた大久保。「点を取って謝らなくてはいけないと思っていた」
多摩川クラシコは「大久保劇場」に! 元エースと対峙した谷口は「完敗です」
【岩本輝雄のオタクも納得!】守備意識の高まった川崎。プレスがハマらない相手にはどう戦うべきか?
【川崎】小林悠が明かす広州恒大戦の劇的PK弾の舞台裏。「右に蹴ろうかなと思っていたら…」

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 王国の誇りを胸に
    4月10日発売
    サッカー王国復活へ
    清水エスパルス
    3年ぶりのJ1で異彩を放つ
    オレンジ戦士たちの真髄
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 特別企画
    5月1日発売
    プレミアリーグ
    スター★100人物語
    絆、ルーツ、感動秘話など
    百人百通りのドラマがここに!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 完全保存版
    1月17日発売
    第103回全国高校サッカー選手権
    決戦速報号
    前橋育英が7年ぶりの戴冠
    全47試合&活躍選手を詳報!
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ