長友もついに放出か? インテルが目論む「サイドバック刷新プラン」

カテゴリ:移籍情報

ワールドサッカーダイジェスト編集部

2017年02月15日

長友はさらに厳しい立場に。

今冬も移籍の可能性が報じられながら残留。長友は「インテル愛」を強調するが……。(C)Getty Images

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 右SBでは、今シーズンにレバークーゼンで台頭したドイツ代表のベンヤミン・ヘンリッヒスを注視する。元々はMFだったが、昨シーズン途中にSBへコンバートされて急成長した19歳は、効き足こそ逆だが「新しいダビド・アラバ」とも評される逸材。両サイドで機能し、今シーズン限りでの引退を発表したフィリップ・ラームの後継者としてバイエルンも狙いを定めている。
 
 そのほか、マンチェスター・ユナイテッドのマッテオ・ダルミアンも有力な候補のひとり。ジョゼ・モウリーニョ監督の期待には応えられていないとはいえ、イタリアでの実績は申し分なく、左右兼用で攻守に汗をかける格好の人材だ。

 今夏のインテルは、少なくとも左右1枚ずつのSBの獲得が確実視される。それも、例年のような頭数を揃えるだけの補充ではなく、実力者の補強だ。
 
 首尾よくそれが実現すれば、いよいよ厳しくなるのが長友の立場だ。今シーズンはピッチに立つよりもベンチに座っている時間のほうが圧倒的に長く、来シーズンに強力な新戦力が加わればさらに状況は厳しくなる。

 昨年4月に2019年6月まで契約を更新したとはいえ、クラブが売却に踏み切る可能性は低くない。これまで幾度なく放出候補に挙がりながらも、本人が「インテル愛」を強調することもあって残留という結末を迎えてきた。しかし今回は、「ロシア・ワールドカップ出場に向けて自身がコンスタントに試合に出られる環境を求める」というシナリオも十分に考えられる。

 1月に入籍した愛妻にプロポーズをした本拠地ジュゼッペ・メアッツァのピッチを離れるのか――。インテルの補強とともに、長友の去就にも注目が集まる。
 
文:ワールドサッカーダイジェスト編集部
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