カッサーノは結局サンプドリアと契約解除したが…。
体重オーバーといえば、かつて常習犯だったのがアントニオ・カッサーノ。ベストは83キロだが、太りやすい体質で気を抜くと1か月で7、8キロ増えてしまうのだという。2007年にレアル・マドリーからサンプドリアに移籍してきた時の体重は、なんと100キロ近かった。
その後ミラン、インテル、パルマを経て、昨シーズンにサンプドリアに戻ってきた悪童ファンタジスタだが、34歳を迎えた今シーズンはマッシモ・フェレーロ会長との喧嘩が原因で、マルコ・ジャンパオロ新監督の構想外に。トップチームの登録メンバーからも外され、プレシーズンキャンプから昨年11月までは毎日練習場に通いながらも1人で孤独なトレーニングを強いられてきた。
11月からはプリマベーラ(U-19チーム)の練習への合流が認められたものの、トップチーム登録の可能性はゼロ。クラブと話し合いを重ねた末、1月25日に双方合意の元で契約を解消し、フリーになって次のチームを探すことになった。
結局のところ体よく追い出された格好だが、カッサーノは殊勝にも文句ひとつ言うことなく沈黙を保っている。
昨夏以来、中国から好条件のオファーがあるのだが、イタリアを、というよりも愛着のあるジェノバの地を離れたくないカッサーノはこれをすべて拒否。国内では、ジェノバからほど近いキアーバリに本拠を置くヴィルトゥス・エンテッラをはじめ、セリエBのいくつかのクラブが興味を示しているが、本人はセリエAでのプレーを希望しており、すべてはペンディング状態だ。
契約に縛られないフリーの立場にあるため、1月31日に移籍市場が閉まったあとでも新たなクラブと契約を結ぶことが可能だが、冒頭で見たように残留争いで即戦力を必要としているチームがない状況は、34歳のベテランにとっては不利だろう。コンディションは良好で、体重もベストに近いようだが……。
その後ミラン、インテル、パルマを経て、昨シーズンにサンプドリアに戻ってきた悪童ファンタジスタだが、34歳を迎えた今シーズンはマッシモ・フェレーロ会長との喧嘩が原因で、マルコ・ジャンパオロ新監督の構想外に。トップチームの登録メンバーからも外され、プレシーズンキャンプから昨年11月までは毎日練習場に通いながらも1人で孤独なトレーニングを強いられてきた。
11月からはプリマベーラ(U-19チーム)の練習への合流が認められたものの、トップチーム登録の可能性はゼロ。クラブと話し合いを重ねた末、1月25日に双方合意の元で契約を解消し、フリーになって次のチームを探すことになった。
結局のところ体よく追い出された格好だが、カッサーノは殊勝にも文句ひとつ言うことなく沈黙を保っている。
昨夏以来、中国から好条件のオファーがあるのだが、イタリアを、というよりも愛着のあるジェノバの地を離れたくないカッサーノはこれをすべて拒否。国内では、ジェノバからほど近いキアーバリに本拠を置くヴィルトゥス・エンテッラをはじめ、セリエBのいくつかのクラブが興味を示しているが、本人はセリエAでのプレーを希望しており、すべてはペンディング状態だ。
契約に縛られないフリーの立場にあるため、1月31日に移籍市場が閉まったあとでも新たなクラブと契約を結ぶことが可能だが、冒頭で見たように残留争いで即戦力を必要としているチームがない状況は、34歳のベテランにとっては不利だろう。コンディションは良好で、体重もベストに近いようだが……。