ようやく労働ビザの申請が下り、インドの地に降り立った時には3試合を消化していた。
今年で3年目を迎えるインド・スーパーリーグは8チームが参戦し、毎年10月から12月にかけて開催される。まさに短期集中開催のリーグで、Iリーグ(インドリーグ)が活動していない時期を利用して行われる。
10月1日の開幕戦に合わせて、チームの始動日は8月29日だった。しかし始動日が過ぎても、クラブから一向にビザ申請に必要な書類が届かなかった。いざ書類が届いたと思ったら、原本ではなくコピーが送られてきたのだ。当然、コピーの書類ではインド大使館の許可が下りるはずもなく、そこからふたたび原本が届くのを待って、ようやく労働ビザの申請が下りたのである。
結局、カレンがインドの地に降り立ったのは10月9日。インド・スーパーリーグ開幕から、すでに1週間が過ぎ、開幕戦を含めて、すでに3試合が消化されていた。
チームメイトや監督への挨拶もままならず、カレンは3日後のプネー・シティ戦でいきなりベンチ入りを果たした。試合前、ポルトガル人監督が個別に声をかけてきたのである。
「そうしたら、『ポジションはどこやれるのか?』って聞いてきて……。『えっ、知らなかったんかいっ!』ってツッコミたかった(苦笑)」
「前目だったらどこでもできるけれど、左のウイングでプレーするのが一番好きと伝えた。でもいざ試合が始まったら、前半(37分)にうちの選手が一発レッドで退場して。守備的な戦いを強いられて、出場のチャンスが消えていた」
しかし、その3日後にインドデビューを飾った。アウェーのデリー・ディナモス戦で、1対1で迎えた82分からピッチへ送り出されたのだ。
「残り8分の状況だったけれど、何度か1対1の局面があって、どんどん行けた。スピード感、キレの部分では十分通用していた。自分の特長は出せたと思う」
最後の公式戦は去年の11月下旬。ソウル・イーランドFCの一員としてプレーして以来、じつに11か月ぶりの実戦となった。
「社会人の練習試合には出ていたけれど、こうやってプロとして試合に出られるのが、なにより嬉しい。これから実戦コンディションを上げていきながら、あとは早くゴールを決めたいね」
10月1日の開幕戦に合わせて、チームの始動日は8月29日だった。しかし始動日が過ぎても、クラブから一向にビザ申請に必要な書類が届かなかった。いざ書類が届いたと思ったら、原本ではなくコピーが送られてきたのだ。当然、コピーの書類ではインド大使館の許可が下りるはずもなく、そこからふたたび原本が届くのを待って、ようやく労働ビザの申請が下りたのである。
結局、カレンがインドの地に降り立ったのは10月9日。インド・スーパーリーグ開幕から、すでに1週間が過ぎ、開幕戦を含めて、すでに3試合が消化されていた。
チームメイトや監督への挨拶もままならず、カレンは3日後のプネー・シティ戦でいきなりベンチ入りを果たした。試合前、ポルトガル人監督が個別に声をかけてきたのである。
「そうしたら、『ポジションはどこやれるのか?』って聞いてきて……。『えっ、知らなかったんかいっ!』ってツッコミたかった(苦笑)」
「前目だったらどこでもできるけれど、左のウイングでプレーするのが一番好きと伝えた。でもいざ試合が始まったら、前半(37分)にうちの選手が一発レッドで退場して。守備的な戦いを強いられて、出場のチャンスが消えていた」
しかし、その3日後にインドデビューを飾った。アウェーのデリー・ディナモス戦で、1対1で迎えた82分からピッチへ送り出されたのだ。
「残り8分の状況だったけれど、何度か1対1の局面があって、どんどん行けた。スピード感、キレの部分では十分通用していた。自分の特長は出せたと思う」
最後の公式戦は去年の11月下旬。ソウル・イーランドFCの一員としてプレーして以来、じつに11か月ぶりの実戦となった。
「社会人の練習試合には出ていたけれど、こうやってプロとして試合に出られるのが、なにより嬉しい。これから実戦コンディションを上げていきながら、あとは早くゴールを決めたいね」