国内組のコンディションは? W杯最終予選に臨む日本代表メンバーの近況レポート

カテゴリ:日本代表

サッカーダイジェスト編集部

2016年09月29日

初招集の永木は鹿島で定位置奪取。安定感誇る森重はチームメイトとの対戦を心待ちに。

第2ステージに入り、ボランチのレギュラーポジションを掴んだ永木。ハリルジャパン初招集となった。写真:徳原隆元

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MF
永木亮太(鹿島アントラーズ)
 
今季成績(J1)
25試合・0得点(30試合終了時)
 
 第1ステージではほとんどが途中出場だったが、第2ステージに入り急速に存在感を強めている。13試合中7試合で先発フル出場。第1ステージ優勝チームのボランチとして確固たる地位を築き、今回初めてハリルホジッチ監督からの抜擢を受けた。守備時の出足の早さ、カウンター時の飛び出しで敵に脅威を与え、チームにリズムをもたらす存在となっている。得点はまだないが、強烈なミドルシュートも持っている。
 
MF
大島僚太(川崎フロンターレ)
 
今季成績(J1)
22試合・2得点(30試合終了時)
 
 先日のロシアワールドカップ・アジア最終予選のUAE戦で先発としてA代表デビュー。今年1月のリオ五輪最終予選、8月の五輪本大会、そしてワールドカップ最終予選と休みなく戦ってきたため、疲労の蓄積は懸念されるが、ピッチに立てば不安をかき消すパフォーマンスを見せている。代表デビュー戦に対しては「緊張しなかった」と頼もしいコメントも残す。ハリルホジッチ監督はメンバー発表会見で「能力はかなりある。もっと自信を持ってほしい」とメッセージを送った。
 
DF
槙野智章(浦和レッズ)
 
今季成績(J1)
25試合・3得点(30試合終了時)
 
 負傷により大事をとって、リーグ戦は広島戦まで2試合欠場していた。前回は代表発表当日に怪我が発覚し、招集辞退に。しかし今回は、G大阪戦2日前に浦和の全体練習に合流した、その日に“サプライズ招集”された。この日の浦和での練習後、「日本代表も崖っぷちに立たされている状況。それでも試合に出ていないとはいえ、そのメンバーでの団結力もあるはず。そのなかに招集されるように、まず自分にできることをやるだけ」と今後の復帰をイメージしたコメントをしていた。
 
DF
森重真人(FC東京)
 
今季成績(J1)
28試合・4得点(30試合終了時)
 
 ここ数試合は最終ラインをコントロールしきれず、チームの勝利に貢献できていないが、個のパフォーマンスに目を向ければ決して悪くない。1対1で相変わらずの強さを見せて、ビルドアップの局面では丁寧に捌くなど攻守両面で重要な役割を果たしている。なにより素晴らしいのはタイミングを見計らったチェイシングで、高い確率でボールを奪取。10月のオーストラリア戦では「(FC東京のチームメイトである)バーンズとのマッチアップが楽しみ」とコメントしている。
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