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【横浜FC×京都】Jのピッチで11年越しの初対戦。浦和ユース出身の“心友”が誓う次なる再会

カテゴリ:Jリーグ

小田智史(サッカーダイジェスト)

2016年09月21日

「両チームがプレーオフに行けるようにしたい。また対戦できればいいなと」(エスクデロ)。

試合後に記念の2ショット撮影。お互いにプレーオフ進出を誓い合った。(画像は佐藤謙介の公式twitterよりスクリーンショット)

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浦和の下部組織でともに汗を流した両者。エスクデロは05年にトップチームに昇格し、佐藤は中央大を経て横浜FC入りした。 (C)J.LEAGUE PHOTOS

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 横浜FCは6位の京都を叩いて勝点差を4に縮め、プレーオフ圏内も狙える位置につける。しかし、佐藤は勝利の喜びに浸るのもほどほどに、「ウチは勝つしかない。上を見るというよりはまず一試合一試合。特に何も考えずに、目の前の試合で勝つことに集中する」と気を引き締める。
 
 逆に京都は、2連敗で尻に火が付きつつある状態となった。PKを外し、チームも敗れたエスクデロは「謙介と6番(中里)の2ボランチのところでやられてしまった部分がある。完敗だし、何も言い訳できない」と現実を受け止め、「負けた悔しさを忘れずにやっていきたい」と前を向く。
 
 帰路に就くチームバスに乗り込む前、ふたりは健闘を称えながら言葉を交わした。その際、ともに勝ち続け、プレーオフに進出することを誓い合ったという。
 
「謙介が言っていたけど、謙介たち(横浜FC)も勝ち続けて、僕らも残り10試合、できるだけ全部勝って、結果的に両チームがプレーオフに行けるようにしたい。また対戦できればいいなと思います」(エスクデロ)
 
「毎年(一緒に)フットサルをやっているので、年末にまた会うと思います。その時に、どっちが良い順位で終われているかという感じですかね」(佐藤)
 
 もし、J1行きを懸けた昇格プレーオフで再び対戦が実現したならば――。佐藤とエスクデロは、お互いに刺激し合いながら、来るべき時に備えて己を磨く。
 
取材・文:小田智史(サッカーダイジェスト編集部)

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