• トップ
  • ニュース一覧
  • 【J1採点&寸評】浦和×鳥栖|輝き放った浦和の両サイド。難敵の牙城を突き崩した関根をMOMに

【J1採点&寸評】浦和×鳥栖|輝き放った浦和の両サイド。難敵の牙城を突き崩した関根をMOMに

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェスト編集部

2016年09月10日

浦和――2ゴールの起点となった関根は守備面でも大きな貢献。

44分に貴重な2点目を突き刺した武藤。これで2年連続ふた桁ゴールに乗せた。写真:田中研治

画像を見る

24 関根貴大 7 MAN OF THE MATCH
柏木のフィードを受けると、身体を張ってボールを失わず森脇にパスを託し先制点の起点になる。さらに阿部のパスを素早いターンから武藤につないで2点目をアシスト。守備も怠らず、激しさが売りの鳥栖の上を行く“熱い”プレーで、勝利に導いた。

 9 武藤雄樹 7
関根のスルーパスを受けると、サイドネットを揺らすシュートを突き刺し貴重なチームの2点目を決める。68分のカウンターのピンチでは、率先して自陣に下がりパスカット。守備の貢献度も高かった。
 
13 高木俊幸 6.5(62分OUT) 
ドリブルを仕掛けて、敵陣の深い位置でボールを動かしながら次のプレーを選択する高いクオリティのプレーを見せていた。直接は得点に絡んでいないものの、チームの中で十分効果的に機能していた。

FW
21 ズラタン 6.5(62分OUT) 
パワーと高さのある21番の存在が、この日は効いていた。キム・ミンヒョクを相手陣内に張り付かせ、鳥栖を全体的に間延びさせた。ペナルティエリア内で冷静に宇賀神につないで、先制ゴールをアシストした。

交代出場
MF
20 李 忠成 5.5 (62分OUT)
ゴールへの意欲は感じられ、プレッシャーを与え続けた。それでも惜しいシュートを外すなど、トドメを刺し切れなかった。
 
FW
30 興梠慎三 5.5(62分IN) 
68分にミスパスからカウンターを食らい、危うく致命的なピンチになりかけた。そのプレーが響いたのか、全体的に精細を欠いた。ターンやスプリントなど、彼らしい一瞬のキレが感じられないのがやや気掛かりか。

MF
16 青木拓矢 6 (72分IN)
相手が終盤に力づくになって攻めてきたところ、身体を張ったプレーで封じ、ボールをサイドに散らして、反撃の芽を摘んだ。16番がボールを受けると、安心して見ていることができた。
 

監督
ペトロヴィッチ 6.5
リーグ2連敗でストップ。「前からプレスに行くべきか、後ろで引いて対応すべきか、難しい試合だったが、メリハリをつけながら、狙いとすることができた」と総括した。リーグ戦の不動のレギュラーだった興梠と李を外し、ルヴァンカップで結果を残したズラタン、高木、武藤のセットに変える荒療法が成功。ズラタンを外したあとにキム・ミンヒョクら鳥栖の最終ラインが高めに位置取り劣勢になりかけたが、凌ぎ切り完封勝利を収めた。


※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 
 
取材・文:塚越始 (サッカーダイジェスト編集部)
 
【関連記事】
【日本代表ルーツ】「太っていても、大丈夫!」。GK西川周作の“大物”ぶりを示す少年時代の写真
【鳥栖】守護神・林の悔恨。浦和を相手に連続失点を喫した“魔の時間帯”に何があったのか?
【浦和】「無事に手術を終えてスタート」。病院で“闘っていた” 背番号7に贈る1勝
鳥栖のイタリア人指揮官も日本化のススメ。「ヨーロッパの真似しても強くならない」
【名古屋】魂の男・闘莉王が見せたJ1残留への“ラストピース”の可能性

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト ガンナーズを一大特集!
    5月2日発売
    プレミア制覇なるか!?
    進化の最終フェーズへ
    アーセナル
    最強化計画
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ