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【藤田俊哉の目】UAE戦の全3ゴールはセットプレー。最終予選のキーマンはキッカーの清武だ

カテゴリ:連載・コラム

サッカーダイジェストWeb編集部

2016年09月02日

次のタイ戦に負けるようであればW杯の扉は閉ざされるだろう。

歴代の日本代表では、中村(左)や遠藤(右)がキッカーとして重要な役割を果たしてきた。(C)SOCCER DIGEST

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 日本が勝ち抜くためにも、セットプレーの精度を高める必要があるし、スペシャリストの存在がますます重要になってくるはず。
 
 その意味において、最終予選のキーマンは清武になる。ブンデスリーガ時代にはセットプレーを任されてゴールシーンを幾度となく演出し、直接ゴールネットも揺らしている。今季からはスペインのセビージャに移籍してさらに貴重な経験を積んでいる。
 
 現時点で日本代表のなかでは最も勢いのある選手だと言っていい。だから、UAE戦でも精度の高いキックから本田の先制ゴールをアシストしたけれど、途中交代させられるようなパフォーマンスでは寂しい。現在のスペインでの活躍ぶりを考えれば、本田、香川、長谷部、岡崎を凌駕するほどの存在感を示してもいいはずだし、彼のポテンシャルを考えれば、日本の新たなリーダーになれるはず。
 
 かつて日本は、つねにリスタートで接戦をモノにしてきた。ジーコジャパンでは(中村)俊輔の左足、オシムジャパンや岡田ジャパンではヤット(遠藤)の右足が、日本の大きな武器だった。そしてハリルジャパンでは清武がその役割を担うことができれば、自ずと日本のロシアへの道は開けてくるだろう。
 
 とはいえ、UAE戦を落とした日本は、厳しい状況に立たされている。次のアウェーのタイ戦にもし負けるようなことがあれば、ワールドカップの扉は閉ざされることになるだろう。世界に行くのは甘くないと重々承知しているが、さすがにタイからは2試合で勝点6を取れると信じているよ。
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