その発言には磐田への愛情があった
長崎は2位でフィニッシュして、8年ぶりにJ1の舞台に復帰した。今年夏、長崎からSTVVに移籍した松澤が、同チームの魅力も合わせて気持ちを伝えてくれた。
「高木琢也監督に変わって、僕は1試合だけ出ました。そこから後半戦は1試合しか負けてない。本当に高木さんがチームを立て直してくれました。
選手を見てもらえば分かる通り、もともと実力はあるので、そこを高木さんが修正したのが、こういう結果になったと思います。毎試合見てましたが、めちゃくちゃ面白かった。ほとんど勝っていたので、見ている側も面白かったです。
長崎は前線の全員、“個”が本当に強い。特にマテウス選手。個でやってるところがめちゃくちゃ楽しい。失点も本当に減りました。高木監督になってから複数失点はなかったはず。そういうところも見ていて楽しかったです。自分は(高木監督の率いるチームでプレーしたのは)1試合だけでしたが、その1試合だけでも“変わったチーム”でプレーできて良かったです」
――個性派揃いのチームにおいて、やはりMF山口蛍主将の統率する力は大きかったのでは?
「はい。山口選手が出た試合はシーズン通じて2試合くらいしか負けてない。本当にまとめる力が凄い。言葉ではあまり発しないタイプなんですが、本当に行動で示してくれるので心強いキャプテンです。あの人のおかげで昇格できたと思います」
「高木琢也監督に変わって、僕は1試合だけ出ました。そこから後半戦は1試合しか負けてない。本当に高木さんがチームを立て直してくれました。
選手を見てもらえば分かる通り、もともと実力はあるので、そこを高木さんが修正したのが、こういう結果になったと思います。毎試合見てましたが、めちゃくちゃ面白かった。ほとんど勝っていたので、見ている側も面白かったです。
長崎は前線の全員、“個”が本当に強い。特にマテウス選手。個でやってるところがめちゃくちゃ楽しい。失点も本当に減りました。高木監督になってから複数失点はなかったはず。そういうところも見ていて楽しかったです。自分は(高木監督の率いるチームでプレーしたのは)1試合だけでしたが、その1試合だけでも“変わったチーム”でプレーできて良かったです」
――個性派揃いのチームにおいて、やはりMF山口蛍主将の統率する力は大きかったのでは?
「はい。山口選手が出た試合はシーズン通じて2試合くらいしか負けてない。本当にまとめる力が凄い。言葉ではあまり発しないタイプなんですが、本当に行動で示してくれるので心強いキャプテンです。あの人のおかげで昇格できたと思います」
そして、後藤の古巣であるジュビロ磐田は、最終節のサガン鳥栖戦、後半アディショナルタイムにリカルド・グラッサが決勝ゴールを決め、2-1で競り勝ち、辛うじてJ1昇格プレーオフに進出した。
――ジュビロはこれで後半AT3連続弾で、粘ってプレーオフ圏内に入った。これは大きいのでは?
「優勝して上がってもらわないと困ります。自分がいた時は自動昇格だった。望みを繋いだというところは大きかったと思います。次、徳島、めちゃくちゃ強いと思います」
言葉は厳しくても、後藤の顔は嬉しそうに笑っている。やはり彼もホッとしていたのだ。
ホームでの33節・徳島ヴォルティス戦で、磐田は0-4で完敗した。後藤は5月に敵地で徳島と1-1で引き分けた試合を思い起こしながら、エールを贈った。
「自分が見た限り、アウェーでの徳島戦はそんなに相性が悪くないと思います。ジュビロならやってくれると思いますし、やってくれないと困ります」
昨夏、帰省し磐田のホームゲームを観戦すると、試合後はサポーターに願いを託した後藤。そんな彼の発言には磐田への愛情があった。
J2最終節で生まれた様々なドラマ。STVVには、それを力にして翌日の試合を戦った選手がいた。次は、彼らが嬉しい知らせを古巣に報告する番だ。
「水戸から刺激を受けた分、僕たちもやらないといけない。同じサッカー選手として負けてられない」(伊藤)
「クラブ・ブルージュに勝てば、もっと上が見えてくる。前回、クラブ・ブルージュとやった時は本当に歯が立たなかった。今回はホームでやれるのが、僕たちにとって大きなアドバンテージ。何かしら起こると思うので楽しみです」(松澤)
「(今の4位の順位に)もちろん満足してない。CLを目ざしてますし、チャンピオンを狙ってます。しっかり勝点を積み重ねるのが大事です」(後藤)
取材・文●中田徹
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――ジュビロはこれで後半AT3連続弾で、粘ってプレーオフ圏内に入った。これは大きいのでは?
「優勝して上がってもらわないと困ります。自分がいた時は自動昇格だった。望みを繋いだというところは大きかったと思います。次、徳島、めちゃくちゃ強いと思います」
言葉は厳しくても、後藤の顔は嬉しそうに笑っている。やはり彼もホッとしていたのだ。
ホームでの33節・徳島ヴォルティス戦で、磐田は0-4で完敗した。後藤は5月に敵地で徳島と1-1で引き分けた試合を思い起こしながら、エールを贈った。
「自分が見た限り、アウェーでの徳島戦はそんなに相性が悪くないと思います。ジュビロならやってくれると思いますし、やってくれないと困ります」
昨夏、帰省し磐田のホームゲームを観戦すると、試合後はサポーターに願いを託した後藤。そんな彼の発言には磐田への愛情があった。
J2最終節で生まれた様々なドラマ。STVVには、それを力にして翌日の試合を戦った選手がいた。次は、彼らが嬉しい知らせを古巣に報告する番だ。
「水戸から刺激を受けた分、僕たちもやらないといけない。同じサッカー選手として負けてられない」(伊藤)
「クラブ・ブルージュに勝てば、もっと上が見えてくる。前回、クラブ・ブルージュとやった時は本当に歯が立たなかった。今回はホームでやれるのが、僕たちにとって大きなアドバンテージ。何かしら起こると思うので楽しみです」(松澤)
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