勝点3を逃し、「勝ちたかった」と肩を落とす。
金澤からのパスを足もとで収めた時には、泉澤の頭の中では、ゴールのイメージは描かれていた。トラップからのフェイント、そしてシュートまでの一連の動作がスムーズだったのも、うなずける。
「ひとり寄せてきたので、それを抜いてシュートっていうのは、イメージ通りでした」
もっとも、試合はロスタイムに横浜のファビオに同点弾を決められて、1-1のドロー決着に終わった。
84分にはベンチに退いていた泉澤は、追加点を奪えなかったことへの反省も踏まえ、チームとしての課題を口にする。
「1点を取ってからは守備的になることが多いなかで、そこ(守備)がしっかり統一されていなかったのが、失点につながってしまったと思います」
鮮やかなミドルでの先制点について、「スカッとした?」との問いには、「そうですね」と笑顔を見せてはいた。ただ、手中に収めていたはずの勝点3がこぼれてしまい、「サポーターのみなさんに申し訳ない。勝ちたかった」と肩を落とす。
自らの活躍にそれなりの満足感はあったはずだが、その表情に悔しさを滲ませながら、視線はすでに次の戦いへと向けられていた。
取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
「ひとり寄せてきたので、それを抜いてシュートっていうのは、イメージ通りでした」
もっとも、試合はロスタイムに横浜のファビオに同点弾を決められて、1-1のドロー決着に終わった。
84分にはベンチに退いていた泉澤は、追加点を奪えなかったことへの反省も踏まえ、チームとしての課題を口にする。
「1点を取ってからは守備的になることが多いなかで、そこ(守備)がしっかり統一されていなかったのが、失点につながってしまったと思います」
鮮やかなミドルでの先制点について、「スカッとした?」との問いには、「そうですね」と笑顔を見せてはいた。ただ、手中に収めていたはずの勝点3がこぼれてしまい、「サポーターのみなさんに申し訳ない。勝ちたかった」と肩を落とす。
自らの活躍にそれなりの満足感はあったはずだが、その表情に悔しさを滲ませながら、視線はすでに次の戦いへと向けられていた。
取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)