俊輔中心の横浜の流動性を「凄かった」と称える小林祐希は、自らの“宿題”に苦悩

カテゴリ:Jリーグ

広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)

2016年07月24日

「割り切りがないと、自分の中で消化していかない」。

連動性ある攻撃を模索する小林。「相手が予想できないようなことをやらないと。ゴール前の崩しは、いつも同じではダメなので」と語る。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

画像を見る

「駿だったら、ミヤ君(宮崎智彦)だったら、こういう受け方をする、ジェイやアダ(イウトン)だったら、受けに行かないでゴール前でとか。そういう割り切りがないと、自分の中で消化していかない」
 
 本来なら、いろんな選手と連係しながら、スペースを作り、誰かがそこに入り込んで、パスを出し入れして崩していきたいと考えているのだろう。ただそれができなければ、チームメイトのスタイルや思考に応じて、自らの振る舞いを変化させる方法もある。
 
「それが今の俺の“宿題”というか。でも、割り切りは難しい」
 
 明確な答えはまだ出せていない。だから、納得のいくやり方が見つかるまで、「やり続ける」。
 
取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
 

7月14日発売号のサッカーダイジェストは、内田選手の巻頭インタビューを掲載。それに続く特集は、今夏の注目銘柄と題して話題の選手30人の去就動向をチェック。乾選手、酒井宏選手、植田選手のインタビューに加え、クラブダイジェストでは松本山雅、好評連載中のプロフットボーラ―の肖像では「2008年」の大谷選手を取り上げています。

画像を見る

【関連記事】
【J1採点&寸評】横浜 1-1 磐田|ミドルを突き刺した川辺も「7」だが、逆転弾を許さなかった横浜の守護神をMOMに
【磐田】ヘーレンフェーン強化担当が川崎戦を視察。小林祐希「どうなるにしても、ジュビロを愛している」と意味深発言
【磐田】途中交代の小林祐希が自らとチームの出来にダメ出し。「もっとチームを楽にさせられないと」「相手の思う壺」
【磐田】小林祐希が完敗したチームに“喝”。「こんなしょぼいサッカーを見せられたら…」
【ランキング】1試合あたりの得点率TOP 50――トップ10に川崎、鹿島、浦和、広島のアタッカーがずらり。事実上のトップは磐田の「あの選手」

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 王国の誇りを胸に
    4月10日発売
    サッカー王国復活へ
    清水エスパルス
    3年ぶりのJ1で異彩を放つ
    オレンジ戦士たちの真髄
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 特別企画
    5月1日発売
    プレミアリーグ
    スター★100人物語
    絆、ルーツ、感動秘話など
    百人百通りのドラマがここに!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 完全保存版
    1月17日発売
    第103回全国高校サッカー選手権
    決戦速報号
    前橋育英が7年ぶりの戴冠
    全47試合&活躍選手を詳報!
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ