【磐田×川崎】夏の珍事!? 磐田の術中にハマった川崎が「オフサイド12回」を記録

カテゴリ:Jリーグ

2016年07月18日

名波監督が3バックの完成度について触れ、「CB陣の頭の順応性が高い」と称賛。

3バックの完成度について触れた名波監督はCB陣を評価。「我々の3バックは、最終ラインで待っているものではない」と自信を覗かせる。 写真:サッカーダイジェスト

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 守備陣の奮闘に触れた名波監督は、3バックの完成度にも触れ、「CB陣の頭の順応性が高いから」と、現在の手応えを語り出すのである。
 
「我々の3バックは、最終ラインで待っているものではない。攻撃的に仕掛けていく3バック。まして、3月30日ぐらいからスタートしているので、4か月弱くらいでここまでのクオリティに仕上げたのは、彼ら(3人)や藤田も含めて、CB陣の頭の順応性が高いから」
 
 一方、3バックの中央で巧みなラインコントロールを見せたキャプテンの大井は、「オフサイドを特に取りにいっているわけではない」と明かす。
 
「(陣形を)コンパクトにして、中盤からプレスを行けるようにやっている。オフサイドを取れなくても、自分の判断でカバーに行ったり、そういうところは良くできていた」
 
 もっとも、1点リードして迎えた64分の対応を大井は悔やむ。大島僚太が中央でボールを持った瞬間、中盤の寄せが一瞬甘くなり、小林悠に上手く裏を狙われた。
 
「徐々に疲れてきて、オフサイドに逃げることだけは止めようとしたら、パパのところから斜めに走られた。ボールの取られ方も悪かったけど、あそこだけだった。でも、それをしっかり仕留められた。それで勝点3が勝点1になったことを考えれば、しっかり抑えなければいけなかった」
 
 12回ものオフサイドについて、大井は「付属、おまけです」と言い切る。この日、大胆にラインを上げられた理由があった。それは名波体制において、リーグ戦でたった二度目という2トップが影響しているという。とりわけ、その人選がポイントだと大井は語る。
 
 
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