意思疎通や連係は、もう完璧
就任4年目を迎えるミヒャエル・スキッベ監督のもと、2015シーズン以来4度目のJ1制覇を目ざす広島。ここまで20試合を消化し、11勝3分け6敗の勝点36で暫定3位につけている。
失点15はリーグ最少の数字。持ち前の堅守を誇るチームの現状を大迫はどう見ているのか。
――◆――◆――
数字だけを見ると、失点を少なく抑えられていますし、5月には5連勝がありました。ただ内容のわりに結果に結びついていないというか、もう少し勝点が増えてもいいのでは、という手応えがありますね。
失点をゼロに抑えるのは常に目ざしているので、それが数字として表われているのは、ポジティブです。最少失点は嬉しいですし、無失点で試合を終える重要性は、今季は特に実感しています。
そう感じるのは、今年は1-0や0-1の試合が多いのが原因です。昨季は、ほとんどの試合で得点できていたので、最悪1失点しても勝てる感じだったのが、今シーズンは1失点してしまうと勝てないこともあります。
失点15はリーグ最少の数字。持ち前の堅守を誇るチームの現状を大迫はどう見ているのか。
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数字だけを見ると、失点を少なく抑えられていますし、5月には5連勝がありました。ただ内容のわりに結果に結びついていないというか、もう少し勝点が増えてもいいのでは、という手応えがありますね。
失点をゼロに抑えるのは常に目ざしているので、それが数字として表われているのは、ポジティブです。最少失点は嬉しいですし、無失点で試合を終える重要性は、今季は特に実感しています。
そう感じるのは、今年は1-0や0-1の試合が多いのが原因です。昨季は、ほとんどの試合で得点できていたので、最悪1失点しても勝てる感じだったのが、今シーズンは1失点してしまうと勝てないこともあります。
リーグ全体を見ると、フォーメーションを変えたチームもあり、守備が特に堅くなっている印象がありますね。
広島に関しては、3バックのスタメンである佐々木(翔)選手、塩谷(司)選手、荒木(隼人)選手とはプレーしている期間が長いです。そのため、極端に言えばコーチングがなくても暗黙の了解で大丈夫な領域まで来ています。
だから相手の位置やシュートを打つポジションによって、味方がどこのコースを切って、キーパーがどこを守るかといった連係は、言わなくても分かるようになってきている。僕自身も守りやすいですし、そこの意思疎通や連係は、もう完璧といっていいほどできています。
相手のシュートで、僕が消してほしいコースがあるとして、味方も「やっぱり、あそこを消してほしかったよね」と言ってくれます。その意味でも、完璧ですね。
※後編に続く。次回は6月27日に公開予定です。
取材・構成●野口一郎(サッカーダイジェストWeb編集部)
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広島に関しては、3バックのスタメンである佐々木(翔)選手、塩谷(司)選手、荒木(隼人)選手とはプレーしている期間が長いです。そのため、極端に言えばコーチングがなくても暗黙の了解で大丈夫な領域まで来ています。
だから相手の位置やシュートを打つポジションによって、味方がどこのコースを切って、キーパーがどこを守るかといった連係は、言わなくても分かるようになってきている。僕自身も守りやすいですし、そこの意思疎通や連係は、もう完璧といっていいほどできています。
相手のシュートで、僕が消してほしいコースがあるとして、味方も「やっぱり、あそこを消してほしかったよね」と言ってくれます。その意味でも、完璧ですね。
※後編に続く。次回は6月27日に公開予定です。
取材・構成●野口一郎(サッカーダイジェストWeb編集部)
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