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【バイタルエリアの仕事人】vol.53 大迫敬介|スペースが生まれやすく、攻撃の起点になる場所。声掛けにも配慮「自分が一番よく見えているので」

カテゴリ:Jリーグ

野口一郎(サッカーダイジェストWeb編集部)

2025年06月26日

意思疎通や連係は、もう完璧

佐々木(右)ら3バックとはコーチングが不要な領域まで来ている。写真:永島裕基

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 就任4年目を迎えるミヒャエル・スキッベ監督のもと、2015シーズン以来4度目のJ1制覇を目ざす広島。ここまで20試合を消化し、11勝3分け6敗の勝点36で暫定3位につけている。

 失点15はリーグ最少の数字。持ち前の堅守を誇るチームの現状を大迫はどう見ているのか。

――◆――◆――

 数字だけを見ると、失点を少なく抑えられていますし、5月には5連勝がありました。ただ内容のわりに結果に結びついていないというか、もう少し勝点が増えてもいいのでは、という手応えがありますね。 

 失点をゼロに抑えるのは常に目ざしているので、それが数字として表われているのは、ポジティブです。最少失点は嬉しいですし、無失点で試合を終える重要性は、今季は特に実感しています。

そう感じるのは、今年は1-0や0-1の試合が多いのが原因です。昨季は、ほとんどの試合で得点できていたので、最悪1失点しても勝てる感じだったのが、今シーズンは1失点してしまうと勝てないこともあります。
 
 リーグ全体を見ると、フォーメーションを変えたチームもあり、守備が特に堅くなっている印象がありますね。

 広島に関しては、3バックのスタメンである佐々木(翔)選手、塩谷(司)選手、荒木(隼人)選手とはプレーしている期間が長いです。そのため、極端に言えばコーチングがなくても暗黙の了解で大丈夫な領域まで来ています。

 だから相手の位置やシュートを打つポジションによって、味方がどこのコースを切って、キーパーがどこを守るかといった連係は、言わなくても分かるようになってきている。僕自身も守りやすいですし、そこの意思疎通や連係は、もう完璧といっていいほどできています。

 相手のシュートで、僕が消してほしいコースがあるとして、味方も「やっぱり、あそこを消してほしかったよね」と言ってくれます。その意味でも、完璧ですね。

※後編に続く。次回は6月27日に公開予定です。

取材・構成●野口一郎(サッカーダイジェストWeb編集部)

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