「怪我から復帰したらなぜか足が速くなっていた」
大卒ルーキーとして、今季のJリーグに大きなインパクトを与えている選手がいる。サンフレッチェ広島のFW中村草太だ。
明治大で3年生時、4年生時と2年連続で得点王とアシスト王のダブル受賞。昨年の関東大学リーグMVPという個人賞を総なめにした肩書きを引っさげて、プロの世界に飛び込んできたアタッカーは、2月12日に行なわれたアジア・チャンピオンズリーグ2のナムディン戦(3-0)でデビュー2戦目にして、プロ初ゴールをマーク。さらに4日後のJデビュー戦となったJ1開幕節・FC町田ゼルビア戦(2-1)でも、途中出場から5分後にJ初得点を決めてみせた。
早くも公式戦10試合で5ゴールを奪っており、プロ入りから数か月にして十分すぎる結果を残している22歳は、自身のここまでの活躍ぶりをどう見ているのか。
「まずは大学サッカーでやってきたことをプロの舞台でそのまま表現しようと考えています。4年間でしっかりと取り組んできて、自信を持ってプロの世界に入ってきましたが、こんなにすぐに数字に表れたことには自分でも驚いています。結果を出せているのはものすごく嬉しいですが、まだまだ課題はあります。これから自分の良さを消してくる相手も増えてくると思うので、少しずつ変化していき、もっともっと成長していこうと思っています。
ゴールが奪えているのは、チームのおかげだと感じています。自分の特長を出しやすい環境や雰囲気、お互いが自分の良さを引き出せる連係が広島にはあるので、僕自身も持ち味を出せています。チームメイトとのコミュニケーションも上手く取れていて、会話が一方通行にならないようにお互いに意見を出し合う。それがチームの強さにも表れているのかなと思います」
明治大で3年生時、4年生時と2年連続で得点王とアシスト王のダブル受賞。昨年の関東大学リーグMVPという個人賞を総なめにした肩書きを引っさげて、プロの世界に飛び込んできたアタッカーは、2月12日に行なわれたアジア・チャンピオンズリーグ2のナムディン戦(3-0)でデビュー2戦目にして、プロ初ゴールをマーク。さらに4日後のJデビュー戦となったJ1開幕節・FC町田ゼルビア戦(2-1)でも、途中出場から5分後にJ初得点を決めてみせた。
早くも公式戦10試合で5ゴールを奪っており、プロ入りから数か月にして十分すぎる結果を残している22歳は、自身のここまでの活躍ぶりをどう見ているのか。
「まずは大学サッカーでやってきたことをプロの舞台でそのまま表現しようと考えています。4年間でしっかりと取り組んできて、自信を持ってプロの世界に入ってきましたが、こんなにすぐに数字に表れたことには自分でも驚いています。結果を出せているのはものすごく嬉しいですが、まだまだ課題はあります。これから自分の良さを消してくる相手も増えてくると思うので、少しずつ変化していき、もっともっと成長していこうと思っています。
ゴールが奪えているのは、チームのおかげだと感じています。自分の特長を出しやすい環境や雰囲気、お互いが自分の良さを引き出せる連係が広島にはあるので、僕自身も持ち味を出せています。チームメイトとのコミュニケーションも上手く取れていて、会話が一方通行にならないようにお互いに意見を出し合う。それがチームの強さにも表れているのかなと思います」
“大学ナンバーワンアタッカー”と称された中村には、多くのプロクラブが注目していたなかで、プロキャリアをスタートするクラブに広島を選んだのも、そんな自分の強みを最大限に発揮できる環境があったからだ。
「練習参加させていただいたときの雰囲気、プレーのしやすさに惹かれました。あとはチームスタイルが、明治大と似ている部分があるのでスムーズに入れる感覚がありました。ここなら自分の良さを活かせると思い、広島への加入を決断しました。とてもアグレッシブなチームですし、守備ではハイプレスをかけて、後ろはほぼマンツーマンで守っています。攻撃的なサッカーで、見ていても、実際にプレーしても楽しさを感じます。
(ミヒャエル・)スキッベ監督は、ものすごくポジティブな方です。選手やスタッフも含めて、広島に関わるすべての方々が前向きで明るいのは、スキッベ監督から滲み出ているそういうオーラが、チーム全体の雰囲気に良い影響を与えているからだとも自分は思っています」
そんなドイツ人指揮官だけでなく、昨季限りで現役を引退した青山敏弘も今季からコーチとしてトップチームのスタッフに加わっている。そのクラブのレジェンドからはプロとしての在り方を教わっている。
「アオさんは昨シーズンまで現役でプレーされていて、選手と同じ目線で話してくれます。動き出しなどプレーの面だけでなく、ゲームへの準備や試合中のメンタルの部分、日々のトレーニングへの取り組み方など、これまでアオさんが大事にしてきた価値観を教えていただいているので、大事にしていきたいです。アオさんらコーチの方々を含めて、OBのみなさんや先輩の選手たちからもいろいろとアドバイスをいただくので、上手く情報を整理しながら、ピッチで表現していきたいです。
プロの世界は1日1日が勝負。人生が懸かっている緊張感は日に日に強く感じますが、それが自分を成長させてくれています。注目や期待をしてもらうことはものすごく嬉しいですし、ありがたいです。しかし、もっといいプレーをしなければいけないプレッシャーもありますし、数字にもこだわらなければいけません。それを含めてまだ数か月ですけどプロの世界を実感しています」
【画像】ゲームを華やかに彩るJクラブ“チアリーダー”を一挙紹介!
「練習参加させていただいたときの雰囲気、プレーのしやすさに惹かれました。あとはチームスタイルが、明治大と似ている部分があるのでスムーズに入れる感覚がありました。ここなら自分の良さを活かせると思い、広島への加入を決断しました。とてもアグレッシブなチームですし、守備ではハイプレスをかけて、後ろはほぼマンツーマンで守っています。攻撃的なサッカーで、見ていても、実際にプレーしても楽しさを感じます。
(ミヒャエル・)スキッベ監督は、ものすごくポジティブな方です。選手やスタッフも含めて、広島に関わるすべての方々が前向きで明るいのは、スキッベ監督から滲み出ているそういうオーラが、チーム全体の雰囲気に良い影響を与えているからだとも自分は思っています」
そんなドイツ人指揮官だけでなく、昨季限りで現役を引退した青山敏弘も今季からコーチとしてトップチームのスタッフに加わっている。そのクラブのレジェンドからはプロとしての在り方を教わっている。
「アオさんは昨シーズンまで現役でプレーされていて、選手と同じ目線で話してくれます。動き出しなどプレーの面だけでなく、ゲームへの準備や試合中のメンタルの部分、日々のトレーニングへの取り組み方など、これまでアオさんが大事にしてきた価値観を教えていただいているので、大事にしていきたいです。アオさんらコーチの方々を含めて、OBのみなさんや先輩の選手たちからもいろいろとアドバイスをいただくので、上手く情報を整理しながら、ピッチで表現していきたいです。
プロの世界は1日1日が勝負。人生が懸かっている緊張感は日に日に強く感じますが、それが自分を成長させてくれています。注目や期待をしてもらうことはものすごく嬉しいですし、ありがたいです。しかし、もっといいプレーをしなければいけないプレッシャーもありますし、数字にもこだわらなければいけません。それを含めてまだ数か月ですけどプロの世界を実感しています」
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