カバーニvs.オタメンディ、パブリディスvs.ロホ
ボカは前身のインターコンチネンタル・カップ(1980-2004年までトヨタカップ)で3度優勝しており、2000年にレアル・マドリー、2003年にミランを破る快挙を成し遂げている。当時よりタレントが欧州に流出している現在も、若いタレントを鍛えて戦力化していく姿勢は変わらない。
現在は前線に元ウルグアイ代表のFWエディソン・カバーニがおり、キャプテンとしてチームを引っ張っているのは頼もしい。ダイヤモンド型の4-4-2をベースとするボカは、カバーニの相棒として得点を量産するウルグアイ代表FWミゲル・メレンティエル、2列目から高い個人技で違いを見せるチリ代表MFカルロス・パラシオスがベンフィカの堅守をこじ開けるか。
現在は前線に元ウルグアイ代表のFWエディソン・カバーニがおり、キャプテンとしてチームを引っ張っているのは頼もしい。ダイヤモンド型の4-4-2をベースとするボカは、カバーニの相棒として得点を量産するウルグアイ代表FWミゲル・メレンティエル、2列目から高い個人技で違いを見せるチリ代表MFカルロス・パラシオスがベンフィカの堅守をこじ開けるか。
ベンフィカはアルゼンチン代表の重鎮であるニコラス・オタメンディが守備のリーダーを担っており、カバーニとはクラブでも代表でも何度もマッチアップを演じている。ボカ戦でも間違いなく見どころの1つだ。
中盤では驚異的なボール奪取能力と鋭いファーストパスを備えるポルトガル代表MFフロレンティーノの働きも大きな注目だ。ボカのパラシオスとは激しいバトルが予想される。あとはギリシャ代表の点取り屋ヴァンゲリス・パブリディスがチャンスを決め切ることができるか。ボカが誇る百戦錬磨のDFマルコス・ロホとの駆け引きも鍵だろう。
この試合に勝った方が、ある意味、バイエルンに挑戦できる。勝利した勢いをドイツ王者にぶつけて、首位突破できれば一気にノックアウトステージでの躍進も期待できる。
文●河治良幸
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