浦和レッズはクラブ・ワールドカップで欧州制覇に迫った名門と対戦する。欧州チャンピオンズリーグで準優勝したイタリアの強豪インテルだ。

　イタリアの大手紙『Gazzetta dello Sport』は６月11日、大会でイタリア勢が対戦するクラブを特集。浦和については、渡邊凌磨とサミュエル・グスタフソン、マテウス・サビオが「スター」と紹介した。

　同紙は「インテルと浦和を結ぶ糸は、三冠だ。３つのタイトルを獲得した日本最初のチームが彼らだった。1978年のことだ」と報道。2010年にイタリア勢で初の三冠を達成したインテルとの共通点に言及している。

　そのうえで、Gazzetta dello Sport紙は「19のタイトルを誇り、そのうち３つはアジアのチャンピオンズリーグ優勝だ」と続けた。

「指揮を執るのは53歳で通算10のタイトルを獲得してきたマシエイ・スコルツァだ。最も直近の戴冠は、浦和での2022年。現在はリーグ戦で２試合未消化ながら３位につけている」

「注目に値する個の選手も何人かおり、グスタソン、ワタナベ、そしてマテウス・サビオだ。ルベン・ネベスやルーカス・パケタ、ドドーとプレーしたことがあり、2019年から日本でプレーしている」

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　最後に、同紙は「ゴールマウスに立つのは、６月中旬で39歳となり、プロとして800試合超に出場してきたベテランのニシカワだ」と、西川周作について冗談を交えて伝えた。

「アメリカに行くことは身分証に記されていた運命だ。彼はUSA（宇佐市）で生まれ育ったのである」

　なお、基本布陣については次の４－２－３－１と紹介している。

西川
石原、ダニーロ・ボザ、ホイブラーテン、荻原
安居、グスタフソン
金子、マテウス・サビオ、渡邊
松尾

　本格的な分析ではない所に、浦和に対する姿勢が窺える。その隙を突きたいところだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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