いよいよFIFAクラブ・ワールドカップ2025(CWC)が幕を開ける。世界各国から32クラブが参戦するビッグトーナメントを制するのは――。本稿ではバイエルン(ドイツ)、オークランド・シティ(ニュージーランド)、ボカ・ジュニアーズ(アルゼンチン)、ベンフィカ(ポルトガル)が争うグループCを展望する。
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2013年と2020年にCWC優勝を経験しているバイエルンにとって、やや恵まれた組み合わせとなったかもしれない。
もちろん欧州勢のベンフィカは侮れないし、熱狂的なサポーターを持つボカも簡単な相手ではないが、戦力的なアドバンテージはかなり大きい。ブンデスリーガが5月17日に閉幕したこともあり、欧州勢の列強の中でも余裕のある日程で選手にオフを与えて、良い形で大会に入ることができそうだ。この大会を最後にバイエルンを去るトーマス・ミュラーにとっても“ディー・ロッテン(赤)”のユニホームを着てのラストダンスとなる。
朗報は2024-25シーズン後に加入が決まったDFヨナタン・ターと19歳のMFトム・ビショフについて、前者はレバークーゼン、後者はホッフェンハイムとの合意により、CWCからの合流が可能になった。世界タイトル獲得はもちろんだが、来シーズンに向けて新戦力をフィットさせる意味でも、ヴァンサン・コンパニ監督は彼らを積極的に起用してくるかもしれない。
2番目の枠を争う構図が明確に
バイエルンの初戦の相手はニュージーランドのオークランド・シティだ。過去に11年のCWCも経験したオセアニア王者は、ニュージーランド代表FWマイヤー・ビバンが攻撃を牽引し、迫力あるフィニッシュを見せる。ドイツ王者バイエルンを相手に、世界をあっと言わせるサプライズを起こすには、オセアニア・チャンピオンズリーグの決勝で2得点を叩き出したエースの活躍が不可欠だろう。守備は、クロアチア出身で190センチのサイズを誇り対人戦に定評あるアダム・ミッチェルに注目だ。
基本システムは4-3-3だが、世界仕様で5バックなどを用いる可能性もある。バイエルンとの初戦に限らず、粘り強く守って少ないチャンスを決め切るのが、現実的な勝ち筋と言えるかもしれない。
2026年のワールドカップ会場でもある、マイアミのハードロック・スタジアムで行なわれるボカとベンフィカの対戦は、いきなりノックアウトステージへのサバイバルをかけた一戦になる公算が強い。勝負は蓋を開けなければ分からないと言っても、大会屈指のチーム力を誇るバイエルンと、戦力的には32番目と見られるオークランド・シティが入ったことで、2番目の枠を争う構図が明確になりやすいからだ。
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