鎌田や冨安と会食し、モチベーションを高める
今季の3ゴール・2アシストという数字以上に、斉藤はファイナルサードでの崩しの場面で“切り札”として輝きを放った。とりわけ目立ったのが、仕掛けの意識とドリブルの鋭さ。アグレッシブなプレーで相手DFに脅威を与えつつ、守備でもハードワークを惜しまなかった。そうした“戦える選手”は、イングランドのサポーターや識者から当然愛される存在となる。
実際、イングランド2部リーグの情報サイト『フットボールリーグ・ワールド』でQPRを担当するルイ・モア氏は次のように記す。
「コウキは素晴らしいプレーをしている。みんな、彼を愛しているんだ。彼のプレーを見ていると、とても楽しくなる。そういう選手だと思う。チームにもうまく溶け込んでいるし、来季もQPRでプレーしてほしいね」
斉藤は、QPRでのシーズン中、A代表の選手たちから刺激を受けていた。クラブが本拠を構えるのはロンドン西部。同じロンドンを拠点にする鎌田大地(クリスタル・パレス)や冨安健洋(アーセナル)と会食し、モチベーションを高めていたという。斉藤は明かす。
「A代表組とご飯に行かせてもらっています。A代表の人たちと食事に行くと、話をするだけで刺激になりますし、『自分ももっと頑張らないと』と強く思わされます。本当に刺激になる。チームのこと、A代表の話など色々します。鎌田選手とは、昨年9月にクリスタル・パレスとのリーグ杯の試合後に話をして。最初は俺から誘ったんですけど、その後は鎌田選手も誘ってくれますね」
実際、イングランド2部リーグの情報サイト『フットボールリーグ・ワールド』でQPRを担当するルイ・モア氏は次のように記す。
「コウキは素晴らしいプレーをしている。みんな、彼を愛しているんだ。彼のプレーを見ていると、とても楽しくなる。そういう選手だと思う。チームにもうまく溶け込んでいるし、来季もQPRでプレーしてほしいね」
斉藤は、QPRでのシーズン中、A代表の選手たちから刺激を受けていた。クラブが本拠を構えるのはロンドン西部。同じロンドンを拠点にする鎌田大地(クリスタル・パレス)や冨安健洋(アーセナル)と会食し、モチベーションを高めていたという。斉藤は明かす。
「A代表組とご飯に行かせてもらっています。A代表の人たちと食事に行くと、話をするだけで刺激になりますし、『自分ももっと頑張らないと』と強く思わされます。本当に刺激になる。チームのこと、A代表の話など色々します。鎌田選手とは、昨年9月にクリスタル・パレスとのリーグ杯の試合後に話をして。最初は俺から誘ったんですけど、その後は鎌田選手も誘ってくれますね」
本稿執筆時点で、斉藤の来季所属先は正式に決まっていない。だが、QPRファンの多くが斉藤の完全移籍を強く望んでいる。サポーターが運営する英サッカーサイト『ファンズ・ネットワーク』も、斉藤への愛情をこう綴る。
「コウキは最高の若者だ。新しい国と新しい街、新しいクラブ、新しい言語、そしてイングランド2部特有のフィジカルの強さ──。彼はあらゆる困難を“言い訳”にせずも乗り越えてきた。すべての挑戦と経験を受け入れ、楽しんでいるようだった。
日本には“チーム”や“グループ”を重んじる文化が根付いているが、これはQPRのスタイルに非常に合っている。どんな状況でも決して諦めない。そんな彼の姿に、我々ファンは心を動かされているんだ。コウキが完全移籍で戻ってくる見通しに、多くのサポーターが胸を高鳴らせている。誰もが、コウキのQPR復帰を願っているよ」
終盤戦での肩の負傷、そしてA代表招集外――。本人はさぞ悔しい思いをしているに違いない。しかしQPRのサポーターは、そんな彼を今なお温かく見守っている。
今年初めに2025年の抱負を聞いてみると、斉藤は「ポジティブな経験をたくさん積みたい」と語っていた。来季、どのクラブでその経験を積むことになるか。どこでプレーするにせよ、斉藤光毅はこの悔しさを糧に、さらなる高みを目ざしていくだろう。
取材・文●田嶋コウスケ
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今年初めに2025年の抱負を聞いてみると、斉藤は「ポジティブな経験をたくさん積みたい」と語っていた。来季、どのクラブでその経験を積むことになるか。どこでプレーするにせよ、斉藤光毅はこの悔しさを糧に、さらなる高みを目ざしていくだろう。
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