【J1採点&寸評】仙台×川崎|小細工なしのぶつかり合いで川崎が仙台を粉砕!

カテゴリ:Jリーグ

古田土恵介(サッカーダイジェスト)

2016年07月02日

仙台――苦心の選手交代も打開には至らず、大きな効果なし。

自身の良さを失っている間に2失点。後半から徐々に立て直したものの、川崎の圧力に屈する形での敗戦になった。(C) J.LEAGUE PHOTOS

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7 奥埜博亮 5(68分OUT
仕掛けられる場面でも無難な横パスを叩き、自信を喪失しているようなパフォーマンス。パスを引き出すような動きも極端に少なく、試合に入れていなかった。この男が調子を上げなければ勝利はない。
 
10 梁 勇基 5.5(81分OUT
攻撃の際には右から左へと思い切ったポジションチェンジも行ない、どうにか現状を打破しようとする。バンディエラとして懸命に戦い抜く姿勢を背中で示したが、それに見合う結果は得られなかった。
 
FW
8 野沢拓也 5.5
14分のボレーなど、ゴール前では高いテクニックを見せ川崎の脅威になるシーンもしばしば。ただ、らしくないミスや精度の低いクロスも散見された。42分に訪れた決定機逸が減点ポイントに。
 
20 ハモン・ロペス 5.5
エアバトルで相手に主導権を渡す。前半は右サイド、後半は左サイドに流れて足もとにボールを収めても、仕掛けの方法の単純さと味方の押し上げ不足によって簡単に対処されてしまった。
 
交代出場
4 蜂須賀孝治 5.5(56分IN
高い位置を取って、相手の左SBを牽制。積極性が良い方向に作用した。64分には巧みな切り返しでDFをかわしてクロスを供給したが、精度が伴わなかった。
 
25 菅井直樹 5.5(68分IN
ピッチを走り回る元気な姿をサポーターに見せる。ただ、スタメン復帰に向けてインパクトを残せたかについては疑問符がつき、これからの復調に期待だ。
 
30 西村拓真 -(81分IN
どんな相手であろうと臆することはなくなったが、ゴールネットを揺らすには時間が足りず。試合で様々なことを吸収して、もっと成長してほしい。
 
監督
渡邉 晋 5.5
正面からぶつかろうとしたが、落とし込み不足か、相手に襲い掛かるような圧力を見せられずに力の差を感じる結果に。選手交代も有効だったとは言い難く、第2ステージ開幕戦は敗軍の将となった。
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
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