現代表は攻撃陣こそ過去のチームに引けを取らないが…。
PICK UP!
歴代5位
2006年ワールドカップ
(戦績:ベスト8)
主要メンバー
GK:アボンダンシエリ
DF:アジャラ、エインセ、ソリン、ブルディッソ
MF:リケルメ、マスチェラーノ、カンビアッソ、マキシ
FW:クレスポ、サビオラ
指揮官はユース年代の強化に長く従事したペケルマン。絶対的な得点源のクレスポと、守備の要であるアジャラを除き、他のすべてのメンバーがその教え子たちで固められていた。サムエルやサネッティといった歴戦の勇士を選外とする一方で、リケルメ、サビオラ、そして当時18歳のメッシら技巧派を多く登用。「ペケルマン・ボーイズ」はパス主体の洗練されたサッカーで大会を席巻した。
PICK UP!
歴代7位
1986年ワールドカップ
(戦績:優勝)
主要メンバー
GK:ブンビード
DF:ルジェリ、ブラウン、クシューフォ
MF:ブルチャガ、バティスタ、エンリケ、ジュスティ、オラルティコエティア
FW:マラドーナ、バルダーノ
「5人抜きドリブル」や「神の手」を演じたマラドーナを中心に、シンプルな堅守速攻型を志向。対人プレーに滅法強い3バックとセンターハーフの3人は専守防衛に徹し、つなぎ役のエンリケがマイボールを素早くマラドーナに預け、ブルチャガ、バルダーノとの即興的なプレーで敵ゴールに迫った。突出した個が少ない「マラドーナと10人の仲間たち」は、その高度な組織力が自慢だ。
PICK UP!
歴代9位
☆2016年コパ・アメリカ・センテナリオ
(戦績:準優勝)
主要メンバー
GK:ロメロ
DF:オタメンディ、フネス・モリ、メルカード、ロホ
MF:マスチェラーノ、バネガ、アウグスト、ディ・マリア
FW:メッシ、イグアイン
いまなお進化を続けるメッシ、15-16シーズンのセリエA得点王に輝いたイグアンに加え、ディ・マリアやアグエロらワールドクラスをずらりと揃える攻撃陣は、歴代のどのチームと比べても引けを取らない。実際、コパ・アメリカ・センテナリオはファイナルで沈黙し優勝こそ逃したものの、それまでの5試合で18ゴールと猛威を振るった。一方でDF陣はやや心許なく、守備陣の人材難が指摘された14年ワールドカップ当時にも見劣りする。決勝を含めた今大会の6試合を2失点に抑えたとはいえ、圧倒的な攻撃力でカバーしていた印象は否めない。
PICK UP!
歴代10位
1990年ワールドカップ
(戦績:準優勝)
主要メンバー
GK:ゴイコチェア
DF:ルジェリ、シモン、セリスエラ
MF:ブルチャガ、バスアルド、オラルティコエティア、ジュスティ、カルデロン
FW:マラドーナ、カニーヒア
前回大会覇者として予選が免除され、真剣勝負の場がないなか、ビラルド監督は優勝メンバーの大半を継続起用した。だがいざ蓋を開けてみるとブルチャガやバティスタら主軸の衰えが顕著。マラドーナ&カニーヒアの2トップの奇跡的な活躍でファイナル進出を飾ったものの、できすぎの感は否めなかった。守備陣で94年ワールドカップにエントリーしたのは、ルジェリとゴイコチェアの2人だけだ。
※ワールドサッカーダイジェスト2014.02.20号より加筆・修正
歴代5位
2006年ワールドカップ
(戦績:ベスト8)
主要メンバー
GK:アボンダンシエリ
DF:アジャラ、エインセ、ソリン、ブルディッソ
MF:リケルメ、マスチェラーノ、カンビアッソ、マキシ
FW:クレスポ、サビオラ
指揮官はユース年代の強化に長く従事したペケルマン。絶対的な得点源のクレスポと、守備の要であるアジャラを除き、他のすべてのメンバーがその教え子たちで固められていた。サムエルやサネッティといった歴戦の勇士を選外とする一方で、リケルメ、サビオラ、そして当時18歳のメッシら技巧派を多く登用。「ペケルマン・ボーイズ」はパス主体の洗練されたサッカーで大会を席巻した。
PICK UP!
歴代7位
1986年ワールドカップ
(戦績:優勝)
主要メンバー
GK:ブンビード
DF:ルジェリ、ブラウン、クシューフォ
MF:ブルチャガ、バティスタ、エンリケ、ジュスティ、オラルティコエティア
FW:マラドーナ、バルダーノ
「5人抜きドリブル」や「神の手」を演じたマラドーナを中心に、シンプルな堅守速攻型を志向。対人プレーに滅法強い3バックとセンターハーフの3人は専守防衛に徹し、つなぎ役のエンリケがマイボールを素早くマラドーナに預け、ブルチャガ、バルダーノとの即興的なプレーで敵ゴールに迫った。突出した個が少ない「マラドーナと10人の仲間たち」は、その高度な組織力が自慢だ。
PICK UP!
歴代9位
☆2016年コパ・アメリカ・センテナリオ
(戦績:準優勝)
主要メンバー
GK:ロメロ
DF:オタメンディ、フネス・モリ、メルカード、ロホ
MF:マスチェラーノ、バネガ、アウグスト、ディ・マリア
FW:メッシ、イグアイン
いまなお進化を続けるメッシ、15-16シーズンのセリエA得点王に輝いたイグアンに加え、ディ・マリアやアグエロらワールドクラスをずらりと揃える攻撃陣は、歴代のどのチームと比べても引けを取らない。実際、コパ・アメリカ・センテナリオはファイナルで沈黙し優勝こそ逃したものの、それまでの5試合で18ゴールと猛威を振るった。一方でDF陣はやや心許なく、守備陣の人材難が指摘された14年ワールドカップ当時にも見劣りする。決勝を含めた今大会の6試合を2失点に抑えたとはいえ、圧倒的な攻撃力でカバーしていた印象は否めない。
PICK UP!
歴代10位
1990年ワールドカップ
(戦績:準優勝)
主要メンバー
GK:ゴイコチェア
DF:ルジェリ、シモン、セリスエラ
MF:ブルチャガ、バスアルド、オラルティコエティア、ジュスティ、カルデロン
FW:マラドーナ、カニーヒア
前回大会覇者として予選が免除され、真剣勝負の場がないなか、ビラルド監督は優勝メンバーの大半を継続起用した。だがいざ蓋を開けてみるとブルチャガやバティスタら主軸の衰えが顕著。マラドーナ&カニーヒアの2トップの奇跡的な活躍でファイナル進出を飾ったものの、できすぎの感は否めなかった。守備陣で94年ワールドカップにエントリーしたのは、ルジェリとゴイコチェアの2人だけだ。
※ワールドサッカーダイジェスト2014.02.20号より加筆・修正