奮闘した福岡だが、攻撃面で分の悪さを露呈。

【警告】鹿島=西(36分) 福岡=ダニルソン(37分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】小笠原満男(鹿島)

37分に土居(8番)の2試合連続ゴールでリードを広げた鹿島。第1ステージ制覇へ大きく前進した。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)
【福岡|採点・寸評】
GK
23 イ・ボムヨン 5.5
2失点とも自責点はない。枠内へのシュートには比較的に落ち着いて対応していたが、時折足もとのボールへの対処に不安があったのが気になった。
DF
19 堤 俊輔 6
中央で金崎、土居を監視しつつ、サイドのスペースもカバー。試合巧者だった鹿島に隙を突かれる形で2失点したが、プレー自体にさほど問題はなかった。
20 キム・ヒョヌン 5.5
金崎の鋭い動き出しに苦戦。ボールを持ち上がりすぎて危うくピンチを招きかけるなど、ややプレーの安定感を欠いた。
22 中村北斗 5.5
前半に比べ、後半は攻め上がるシーンは増加。ただ、どれも相手にダメージを与えるほどではなく、迫力に欠けた印象は否めない。
29 古部健太 5.5
立ち上がりにCKからヘディングシュートを放ち相手をヒヤリとさせるも、次第に存在感は薄れた。後半はほぼ守備に専念。
MF
6 ダニルソン 5
中盤から積極的にミドルシュートを狙うなど、攻撃面ではまずまず存在感を放った一方、緩慢な守備を露呈。2失点目の場面でも、金崎の突破を止められなかった。
15 末吉隼也 5.5(67分 OUT)
正確なキックでアクセントを加えられず、後半に途中交代。プレースキックから決定的なシーンも演出できなかった。
10 城後 寿 6
献身的なプレーでチームを下支え。後半途中からは中盤センターにポジションをシフトし、泥臭くボールを追った。
7 金森健志 5(67分 OUT)
2得点した川崎戦の再現に期待が膨らんだが、大半は守備に負われた印象。右サイドを突破し、ウェリントンのシュートにつなげた序盤のプレーが唯一の見せ場だった。
FW
27 邦本宜裕 5.5(77分 OUT)
中盤やサイドのスペースでボールを受け突破を目論むが、マッチアップした西や植田のマークに苦戦。危険な匂いは漂わせたが、持ち前の打開力ある突破は十分に発揮し切れなかった。
17 ウェリントン 5.5
前線に止まらず、中盤まで下がってボールを収めるもチャンスに直結する場面が少なかった。苛立ちを隠せず杉本にひじ打ちを見舞い審判から注意を受けるシーンも。
交代出場
FW
14 平井将生 5(67分 IN)
前線で必死にボールを呼び込むも、チャンスに絡むシーンはほぼなかった。不完全燃焼に終わった印象は拭えない。
FW
11 坂田大輔 5.5(67分 IN)
サイドを抉りクロスを上げる場面は限られ、大半は守備に追われる。奮闘していただけにその姿勢が報われなかったのは残念だった。
MF
13 為田大貴 ―(77分 IN)
後半終盤、ゴール前で豪快に左足を振り抜いたが、ボールは枠外に。インパクトを放てぬまま終了を迎えた。
監督
井原正巳 5.5
2失点後も勝負を諦めない姿勢は、交代策からも伝わった。決して悪い内容ではなかっただけに、第2ステージでその采配への真価が問われる。
取材・文:橋本 啓(サッカーダイジェスト編集部)
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
GK
23 イ・ボムヨン 5.5
2失点とも自責点はない。枠内へのシュートには比較的に落ち着いて対応していたが、時折足もとのボールへの対処に不安があったのが気になった。
DF
19 堤 俊輔 6
中央で金崎、土居を監視しつつ、サイドのスペースもカバー。試合巧者だった鹿島に隙を突かれる形で2失点したが、プレー自体にさほど問題はなかった。
20 キム・ヒョヌン 5.5
金崎の鋭い動き出しに苦戦。ボールを持ち上がりすぎて危うくピンチを招きかけるなど、ややプレーの安定感を欠いた。
22 中村北斗 5.5
前半に比べ、後半は攻め上がるシーンは増加。ただ、どれも相手にダメージを与えるほどではなく、迫力に欠けた印象は否めない。
29 古部健太 5.5
立ち上がりにCKからヘディングシュートを放ち相手をヒヤリとさせるも、次第に存在感は薄れた。後半はほぼ守備に専念。
MF
6 ダニルソン 5
中盤から積極的にミドルシュートを狙うなど、攻撃面ではまずまず存在感を放った一方、緩慢な守備を露呈。2失点目の場面でも、金崎の突破を止められなかった。
15 末吉隼也 5.5(67分 OUT)
正確なキックでアクセントを加えられず、後半に途中交代。プレースキックから決定的なシーンも演出できなかった。
10 城後 寿 6
献身的なプレーでチームを下支え。後半途中からは中盤センターにポジションをシフトし、泥臭くボールを追った。
7 金森健志 5(67分 OUT)
2得点した川崎戦の再現に期待が膨らんだが、大半は守備に負われた印象。右サイドを突破し、ウェリントンのシュートにつなげた序盤のプレーが唯一の見せ場だった。
FW
27 邦本宜裕 5.5(77分 OUT)
中盤やサイドのスペースでボールを受け突破を目論むが、マッチアップした西や植田のマークに苦戦。危険な匂いは漂わせたが、持ち前の打開力ある突破は十分に発揮し切れなかった。
17 ウェリントン 5.5
前線に止まらず、中盤まで下がってボールを収めるもチャンスに直結する場面が少なかった。苛立ちを隠せず杉本にひじ打ちを見舞い審判から注意を受けるシーンも。
交代出場
FW
14 平井将生 5(67分 IN)
前線で必死にボールを呼び込むも、チャンスに絡むシーンはほぼなかった。不完全燃焼に終わった印象は拭えない。
FW
11 坂田大輔 5.5(67分 IN)
サイドを抉りクロスを上げる場面は限られ、大半は守備に追われる。奮闘していただけにその姿勢が報われなかったのは残念だった。
MF
13 為田大貴 ―(77分 IN)
後半終盤、ゴール前で豪快に左足を振り抜いたが、ボールは枠外に。インパクトを放てぬまま終了を迎えた。
監督
井原正巳 5.5
2失点後も勝負を諦めない姿勢は、交代策からも伝わった。決して悪い内容ではなかっただけに、第2ステージでその采配への真価が問われる。
取材・文:橋本 啓(サッカーダイジェスト編集部)
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

6月23日発売号のサッカーダイジェストの特集は、J1全18クラブの補強&改善計画書。今季前半戦の戦いぶりを振り返りつつ、第2ステージに向けた強化ポイントを探ってみました。インタビューでは、大宮の家長選手、柏の中村選手が登場。クラブダイジェストでは、熊本を取り上げています。