世界レベルを体感「頭と身体を研ぎ澄ませないと止められない」
入学してからは里野GKコーチのもと、基本的な動きの確認や、前述した通り面の作り方など予備動作を磨いた。さらに1年の時から高岡のシュートを受けていたことが大きな血肉となった。
「伶颯君はどんな体勢からでも打ってくるし、僕の動きを見てタイミングを外してくるし、飛んでくるコースも凄い。中途半端な準備では止められないんです」
GKはどれだけ質の高いシュートを受けてきたかが、1つの成長の指標になる。高岡のシュートスキルは高校年代ではずば抜けるどころか、世界でも脅威となるほどの威力とクオリティだった。
昨年は練習が終わると高岡から声をかけられ、シュート練習を共にするのが日常となり、先輩が海外で経験を積んで帰ってくるたびに、その威力と精度が凄まじくなっていくのを肌で感じた。
「反応できたと思って手を出しても、シュートが重すぎて、手が持っていかれることもありました。やればやるほど、伶颯君が仕掛けてくる駆け引きの凄まじさを感じて、僕も頭と身体を研ぎ澄ませないと止められない。いろんな部分で感覚や技術が磨かれたと思います」
「伶颯君はどんな体勢からでも打ってくるし、僕の動きを見てタイミングを外してくるし、飛んでくるコースも凄い。中途半端な準備では止められないんです」
GKはどれだけ質の高いシュートを受けてきたかが、1つの成長の指標になる。高岡のシュートスキルは高校年代ではずば抜けるどころか、世界でも脅威となるほどの威力とクオリティだった。
昨年は練習が終わると高岡から声をかけられ、シュート練習を共にするのが日常となり、先輩が海外で経験を積んで帰ってくるたびに、その威力と精度が凄まじくなっていくのを肌で感じた。
「反応できたと思って手を出しても、シュートが重すぎて、手が持っていかれることもありました。やればやるほど、伶颯君が仕掛けてくる駆け引きの凄まじさを感じて、僕も頭と身体を研ぎ澄ませないと止められない。いろんな部分で感覚や技術が磨かれたと思います」
心身ともに鍛えられる貴重な時間を過ごしてきただけに、昨年までレギュラーこそ取れなかったが、GKとしての礎を築き上げることができた。
最高学年を迎える今年は、それをチームの正守護神として発揮していく1年となる。1学年下には190センチのレフティGK高岸縁がおり、レギュラーの座は安泰ではないが、コツコツと積み上げてきた土台には確かな自信がある。
「シュートストップやハイボール処理などのプレーはもちろん、後ろからチームを鼓舞して周りから頼られるゴールキーパーになりたいと思っています」
競争があるからこそ、さらに磨かれていく才能がある。次、見に行った時にどんな進化を遂げているのか。今から楽しみでならない。
取材・文●安藤隆人(サッカージャーナリスト)
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「シュートストップやハイボール処理などのプレーはもちろん、後ろからチームを鼓舞して周りから頼られるゴールキーパーになりたいと思っています」
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