こまめにステップを踏み、身体の軸を安定させる
九州新人サッカー大会において、日章学園のGK西森和浩の質の高いプレーに目を奪われた。
183センチのサイズに加え、フィジカル的にもガッチリしており、雰囲気のある佇まいの彼は、クロスボールやシュート、裏へのボールに対してのポジショニング、ステップワーク、姿勢が非常に安定していた。
GKはハイボール処理やシュートストップなどのボールに対するプレーに目が行きがちだが、その前の準備と予測がしっかりとできているか、できていないかで、必要以上に派手なプレーになってしまっていることもある。
西森のプレーを見ていると、その準備と予測がきちんとできているからこそ、シュートが飛んできても横っ飛びをせずにしっかりとキャッチしたり、手に当てて外に弾き出したりしている。
印象的だったのは神村学園との準決勝。2失点を喫してしまうが、この試合で見せたビッグセーブは、まさに西森の実力を証明するものだった。
前半、後方から勢い良く飛び込んできたMF徳村楓大にゴール前でシュートを打たれた際に、目の前に味方がいてブラインドになってしまったが、彼はギリギリまでジャンプするのを我慢してから、ボールの軌道を捉えた瞬間に一気にパワーを解放させる形で横っ飛び。右手に触れたボールは右ポストを叩いてゴールの外に弾き出た。
「中学まではハイボール処理を武器にしていたのですが、セービングをもっと磨かないと高校では厳しいと思いました。ただ反応するのではなく、1対1やシュートを打たれる危険なシーンになった時に『面』をしっかりと作って対応することを意識しています」
183センチのサイズに加え、フィジカル的にもガッチリしており、雰囲気のある佇まいの彼は、クロスボールやシュート、裏へのボールに対してのポジショニング、ステップワーク、姿勢が非常に安定していた。
GKはハイボール処理やシュートストップなどのボールに対するプレーに目が行きがちだが、その前の準備と予測がしっかりとできているか、できていないかで、必要以上に派手なプレーになってしまっていることもある。
西森のプレーを見ていると、その準備と予測がきちんとできているからこそ、シュートが飛んできても横っ飛びをせずにしっかりとキャッチしたり、手に当てて外に弾き出したりしている。
印象的だったのは神村学園との準決勝。2失点を喫してしまうが、この試合で見せたビッグセーブは、まさに西森の実力を証明するものだった。
前半、後方から勢い良く飛び込んできたMF徳村楓大にゴール前でシュートを打たれた際に、目の前に味方がいてブラインドになってしまったが、彼はギリギリまでジャンプするのを我慢してから、ボールの軌道を捉えた瞬間に一気にパワーを解放させる形で横っ飛び。右手に触れたボールは右ポストを叩いてゴールの外に弾き出た。
「中学まではハイボール処理を武器にしていたのですが、セービングをもっと磨かないと高校では厳しいと思いました。ただ反応するのではなく、1対1やシュートを打たれる危険なシーンになった時に『面』をしっかりと作って対応することを意識しています」
相手がボールを動かしている間にこまめにステップを踏みながら、身体の軸を安定させて、どこにボールが飛んできても手や足が出るように、考えられるシュートコースに対して全身で平面を作って準備する。
この動作の重要性を学べたのは、高校選びのきっかけとなった里野義紘GKコーチと、偉大な先輩である高岡伶颯の存在が大きかった。
宮崎県出身の西森は地元のくどみサッカースポーツ少年団でプレーしていたが、中学進学時に宮崎を離れてJFAアカデミー福島U-15に加入し、中3の時にはU-15日本代表に選出された。
高校進学時には関西や関東の強豪校からの誘いもあったが、「日章学園に新しいゴールキーパーコーチが来ると聞いていたので、環境が良いのも地元なので知っていましたし、ゴールキーパーとして成長できると思って決めました」と地元に戻る決断を下した。
【画像】応援団、チア、吹奏楽部。高校サッカー選手権 青春の一コマ、スタンドから熱い声援を送る頼もしい仲間たち!
この動作の重要性を学べたのは、高校選びのきっかけとなった里野義紘GKコーチと、偉大な先輩である高岡伶颯の存在が大きかった。
宮崎県出身の西森は地元のくどみサッカースポーツ少年団でプレーしていたが、中学進学時に宮崎を離れてJFAアカデミー福島U-15に加入し、中3の時にはU-15日本代表に選出された。
高校進学時には関西や関東の強豪校からの誘いもあったが、「日章学園に新しいゴールキーパーコーチが来ると聞いていたので、環境が良いのも地元なので知っていましたし、ゴールキーパーとして成長できると思って決めました」と地元に戻る決断を下した。
【画像】応援団、チア、吹奏楽部。高校サッカー選手権 青春の一コマ、スタンドから熱い声援を送る頼もしい仲間たち!