圧倒的な練習量に裏打ちされた自信がある
苦しい時に何かをやってくれそうな雰囲気がある。一言で言えば、逆境に強い。追い込まれれば、追い込まれるほど、燃えてくる。実際に窮地に立たされたゲームでゴールを奪ったケースは数え切れない。FW高岡伶颯(日章学園/サウサンプトン加入内定)にとって、ピンチはチャンスでもあるのだろう。
U-20ワールドカップのアジア最終予選を兼ねたU-20アジアカップはグループステージを終え、日本は1勝2分けのグループ2位でノックアウトステージに挑む。2月23日に行なわれるイランとの準々決勝に勝利すれば世界への扉が開かれる。負ければ終わりの一発勝負。今まで以上にヒリつく勝負が待ち受けている。
どんな形であっても勝利を掴む――。ビハインドを背負えば、なりふり構わずに得点を目ざすしかない。そうした状況下で頼りになるのが高岡だ。非凡な決定力や個で局面を打開できるスキルも魅力だが、目には見えない期待感を漂わせているからだ。
一昨年秋のU-17ワールドカップでは、世界の強豪国を相手に4戦4発。ポーランドとのGS初戦(1-0)では後半半ばに強烈なミドルシュートで決勝点を奪い、GS最終節のセネガル戦(2-0)では後半に2発。いずれも途中出場で結果を残しており、ここぞという場面での勝負強さが目をひく。
今大会もGS第2節のシリア戦でチームを救った。1-2で迎えた69分に途中出場し、85分に同点弾。見事に期待に応えてみせた。
なぜ、いかなる状況下でも動じずに結果を残せるのか。圧倒的な練習量に裏打ちされた自信があり、平常心を貫くメンタルを鍛えた。それは日章学園時代のチームメイトも舌を巻くほどで、MF南創太(仙台)も大きな影響を受けたという。
【画像】ワールドカップの出場権をかけてアジアカップに挑むU-20日本代表招集メンバーを一挙紹介!
U-20ワールドカップのアジア最終予選を兼ねたU-20アジアカップはグループステージを終え、日本は1勝2分けのグループ2位でノックアウトステージに挑む。2月23日に行なわれるイランとの準々決勝に勝利すれば世界への扉が開かれる。負ければ終わりの一発勝負。今まで以上にヒリつく勝負が待ち受けている。
どんな形であっても勝利を掴む――。ビハインドを背負えば、なりふり構わずに得点を目ざすしかない。そうした状況下で頼りになるのが高岡だ。非凡な決定力や個で局面を打開できるスキルも魅力だが、目には見えない期待感を漂わせているからだ。
一昨年秋のU-17ワールドカップでは、世界の強豪国を相手に4戦4発。ポーランドとのGS初戦(1-0)では後半半ばに強烈なミドルシュートで決勝点を奪い、GS最終節のセネガル戦(2-0)では後半に2発。いずれも途中出場で結果を残しており、ここぞという場面での勝負強さが目をひく。
今大会もGS第2節のシリア戦でチームを救った。1-2で迎えた69分に途中出場し、85分に同点弾。見事に期待に応えてみせた。
なぜ、いかなる状況下でも動じずに結果を残せるのか。圧倒的な練習量に裏打ちされた自信があり、平常心を貫くメンタルを鍛えた。それは日章学園時代のチームメイトも舌を巻くほどで、MF南創太(仙台)も大きな影響を受けたという。
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生粋の負けず嫌いでもある。21日のトレーニングでは、最後にクロスからのシュート練習を実施。1本1本に対する熱量は凄まじい。“絶対に決めてやる”という強い意志が感じられる。ネットを揺らすたびに全身で喜びを表現。日頃の振る舞いからもゴールへのこだわりが見て取れる。
大一番のイラン戦。先発であってもベンチスタートであっても、高岡の力が必要になるのは間違いない。決戦を前に本人は「めっちゃワクワクしている」と話し、こう続ける。
「緊張したことがないので。緊張してしまったら思うようなプレーはできないし、今、自分がここに立てている自信と誇りと覚悟がある。覚悟をプレッシャーにしてはいけないと思うので、逆に試練だと思って、1試合1試合、臨みたいのでワクワク感しかない」
日本をW杯に導けるか。高岡は闘志をたぎらせている。
取材・文●松尾祐希(サッカーライター)
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「緊張したことがないので。緊張してしまったら思うようなプレーはできないし、今、自分がここに立てている自信と誇りと覚悟がある。覚悟をプレッシャーにしてはいけないと思うので、逆に試練だと思って、1試合1試合、臨みたいのでワクワク感しかない」
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