FC東京――浦和の両ウイングバックを封じて、ムリキを生かすカウンターを狙う。
J1リーグ1stステージ・13節
浦和レッズ – FC東京
6月22日(土)/19:30/埼玉スタジアム2002
FC東京
1stステージ成績(6月21日現在):11位 勝点20 5勝5分5敗 13得点・15失点
【最新チーム事情】
●リーグ戦では6戦負けなし。
●前節の新潟戦で、中島が開幕戦以来の途中出場。
●U-23代表の強化試合(6月29日の南アフリカ戦)に中島、室屋、橋本が招集。
【担当記者の視点】
リーグ戦で6戦負けなしとはいえ、そのうち白星はふたつ。15節の磐田戦から3試合続けて引き分けており、むしろ停滞感が漂う。リーグ3連敗中の浦和に埼スタで敗れるようだと、チームの雰囲気が悪化する可能性はある。
浦和戦でのポイントは、サイドの攻防か。昨季はホームでもアウェーでもサイドで主導権を握られ、いずれも敗戦を喫している(アウェーで1-4、ホームで3-4)。浦和の両ウイングバックを封じ、逆にカウンターを仕掛けられれば勝機は膨らむだろう。
前線ではムリキに期待。ゴールこそないが、徐々にチームにフィットしている。このブラジル人ストライカーに“当たり”が出れば、チームも上昇気流に乗れそうだが……。