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【セルジオ越後の天国と地獄】話題性も戦略性もないOA選考。それだけで他国に後れを取っているよ

カテゴリ:連載・コラム

サッカーダイジェスト編集部

2016年06月20日

あとひとりは誰が選ばれるか気になるところだね。

最後のOA枠として有力視されている浦和の興梠だが、クラブでは公式戦9試合ノーゴールと不調に陥っている。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

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 藤春も塩谷も、選手としての実力は間違いない。ただ、彼らには申し訳ないけど、ネームバリューにはやや欠ける。ニュース性に乏しいというか、実際、ふたりが所属するガンバとサンフレッチェは今季のリーグ戦で成績が芳しくなく、メディアにもあまり取り上げられていない。

 五輪は、世間の目をサッカー界に向かせる意味でも、本当に重要なイベントだよ。開催国のブラジルはもちろん、前述したスウェーデンやコロンビアも実際に入れるかどうかはともかく、強力なメンバーをちらつかせて、メディアの興味を引いたり、他国をけん制したり、駆け引きをしていると思う。それが結果的に国民の関心を高めるんだ。日本は正直な国だと思うよ。
 
 せめて、2年前のブラジル・ワールドカップに出場した選手とかなら、世間一般の関心もあったんじゃないかな。そうなればチームも注目されて、若い選手たちのモチベーションにもつながり、チームの士気にもいい影響を与えると思うんだけどね。

 OAの枠はあとひとつ。誰が選ばれるかは気になるところだね。
 
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