総合的に戦力値はリーグ6位だった昨年より上
山形と仙台は昨シーズンのプレーオフを戦って昇格に届かなかっただけに、自動昇格の二枠に入ることの重要性を強く認識しているはず。渡邉晋監督が3年目となる山形に関しては、良い意味でシーズンの波をなくして、安定的に勝点を取れるチームになっていけるかどうか。
後藤が長崎に移籍したGKは元U-23オーストラリア代表のトーマス・ヒュワード・ベルが、ハイスケールなセービングと正確なビルドアップでチームの勝利を後押しすることができるか。中盤には鹿島アントラーズから中村亮太朗、横浜F・マリノスから吉尾海夏とJ2では違いをもたらしそうなタレントを迎え入れ、攻撃のタクトを振る土居聖真も健在。また長崎などに比べると、パンチ力不足だった前線にジョージア人FWのベカ・ミケルタゼを補強したことも注目だ。
仙台は元U-17日本代表の森山佳郎監督がチームに意識改革をもたらし、戦う集団になってきているのは、前回のプレーオフ準決勝の長崎戦でも証明済み。中島元彦という攻撃の大黒柱がセレッソ大阪に戻ったことは小さくない不安要素だが、総合的に戦力値はリーグ6位だった昨年より上がったと見て間違いない。
FC町田ゼルビアでJ2優勝やJ1での躍進に貢献したFW荒木駿太、浦和では不遇だった左利きの攻撃的MF武田英寿が、郷家友太などの主力とうまく噛み合えば、大きな推進力を生み出しそうなメンバー構成になっている。
ただ、自動昇格の二枠に食い込むためにはもう一つ二つ、戦力的な上積みが必要かもしれない。オナイウ情滋や相良竜之介が実力をもうワンランク上げてくれば理想だが、思い切った夏の補強が必要になるケースもあるかもしれない。
後藤が長崎に移籍したGKは元U-23オーストラリア代表のトーマス・ヒュワード・ベルが、ハイスケールなセービングと正確なビルドアップでチームの勝利を後押しすることができるか。中盤には鹿島アントラーズから中村亮太朗、横浜F・マリノスから吉尾海夏とJ2では違いをもたらしそうなタレントを迎え入れ、攻撃のタクトを振る土居聖真も健在。また長崎などに比べると、パンチ力不足だった前線にジョージア人FWのベカ・ミケルタゼを補強したことも注目だ。
仙台は元U-17日本代表の森山佳郎監督がチームに意識改革をもたらし、戦う集団になってきているのは、前回のプレーオフ準決勝の長崎戦でも証明済み。中島元彦という攻撃の大黒柱がセレッソ大阪に戻ったことは小さくない不安要素だが、総合的に戦力値はリーグ6位だった昨年より上がったと見て間違いない。
FC町田ゼルビアでJ2優勝やJ1での躍進に貢献したFW荒木駿太、浦和では不遇だった左利きの攻撃的MF武田英寿が、郷家友太などの主力とうまく噛み合えば、大きな推進力を生み出しそうなメンバー構成になっている。
ただ、自動昇格の二枠に食い込むためにはもう一つ二つ、戦力的な上積みが必要かもしれない。オナイウ情滋や相良竜之介が実力をもうワンランク上げてくれば理想だが、思い切った夏の補強が必要になるケースもあるかもしれない。
プレーオフは十分に狙えるが、優勝や自動昇格を基準に考えると、未知数な部分が多いのが北海道コンサドーレ札幌とサガン鳥栖だ。
札幌は、柏レイソルを経てベルギーに渡ったMF高嶺朋樹の帰還というサプライズがあったものの、ベースのメンバーはほぼ昨年と変わらないなかで、岩政大樹新監督がクリエイティブなスタイルをいかに植え付けて、勝てるチームにしていけるか。
指揮官は高嶺や最終ラインのリベロを担う大﨑玲央など、ファーストセットの選手たちはすでに戦術的なキーポイントを理解して、形にできることに手応えを感じているようだが、それを20人、30人と広げていけるかがシーズンのテーマになる。
また現時点では確実に得点を計算できるFWはおらず、アマドゥ・バカヨコなどアタッカー陣からJ2得点王を射程圏内にできるようなエースが誕生するかどうか。
【画像】2025シーズンの開幕間近!各チームの選手やマスコットが参加しJリーグ開幕イベントが開催!
札幌は、柏レイソルを経てベルギーに渡ったMF高嶺朋樹の帰還というサプライズがあったものの、ベースのメンバーはほぼ昨年と変わらないなかで、岩政大樹新監督がクリエイティブなスタイルをいかに植え付けて、勝てるチームにしていけるか。
指揮官は高嶺や最終ラインのリベロを担う大﨑玲央など、ファーストセットの選手たちはすでに戦術的なキーポイントを理解して、形にできることに手応えを感じているようだが、それを20人、30人と広げていけるかがシーズンのテーマになる。
また現時点では確実に得点を計算できるFWはおらず、アマドゥ・バカヨコなどアタッカー陣からJ2得点王を射程圏内にできるようなエースが誕生するかどうか。
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