鹿島――気負わず、いつもどおりにプレーできれば。
鹿島アントラーズ
1stステージ成績(15節終了時):2位 勝点33 10勝3分2敗 25得点・9失点
【最新チーム事情】
●昌子がまたひとつ、大きな自信をつけた。鹿島に加入当初、チームメイトだった興梠(現・浦和)には、普段の練習でも「なにもさせてもらえなかった」と衝撃を受けたひとりだった。前節には、その興梠を中心に据えた浦和攻撃陣を2-0で完封。神戸戦に向けて心身ともに万全だ。
●小笠原も浦和戦の快勝に浮かれることなく、「もっと良い試合をしなきゃ」と、勝点3が求められる神戸戦に向けて気を引き締めている。
【担当記者の視点】
目下、7戦無敗で4連勝中と絶好調だ。直近2試合は無失点、エース金崎は4戦連続ゴールと、攻守に噛み合ったサッカーで川崎を猛追する。
しかし、今節の相手となる神戸には、3月のナビスコカップで今季公式戦では最多失点となる1-4と惨敗しているだけに、嫌なイメージが残る。ベストメンバーではなかったにせよ、柴崎や小笠原、カイオ、西といった主力が先発していたにもかかわらず、「言い訳できない」(西)結果と内容だった。
この敗戦から、チームはどこまで成長できているか。借りを返すことができるのか。首位の川崎が勝ち、鹿島が負ければ、その時点で川崎のステージ制覇が決まる。“負けられない”一戦で苦い記憶を払拭するような勝利を飾れれば、逆転優勝に向けて一気に弾みがつく。
2-0で勝利した前節・浦和戦後、柴崎は表情を引き締めて、こう言った。
「今日のような気持ちの入ったゲームを残り2試合でもやって、レベルアップした姿を披露したい」
“常勝軍団”は優勝を争うシチュエーションには慣れているはず。気負うことなく、いつもどおりにプレーして、持てる力をすべて発揮できれば、自ずと勝点3を掴めるはずだ。
1stステージ成績(15節終了時):2位 勝点33 10勝3分2敗 25得点・9失点
【最新チーム事情】
●昌子がまたひとつ、大きな自信をつけた。鹿島に加入当初、チームメイトだった興梠(現・浦和)には、普段の練習でも「なにもさせてもらえなかった」と衝撃を受けたひとりだった。前節には、その興梠を中心に据えた浦和攻撃陣を2-0で完封。神戸戦に向けて心身ともに万全だ。
●小笠原も浦和戦の快勝に浮かれることなく、「もっと良い試合をしなきゃ」と、勝点3が求められる神戸戦に向けて気を引き締めている。
【担当記者の視点】
目下、7戦無敗で4連勝中と絶好調だ。直近2試合は無失点、エース金崎は4戦連続ゴールと、攻守に噛み合ったサッカーで川崎を猛追する。
しかし、今節の相手となる神戸には、3月のナビスコカップで今季公式戦では最多失点となる1-4と惨敗しているだけに、嫌なイメージが残る。ベストメンバーではなかったにせよ、柴崎や小笠原、カイオ、西といった主力が先発していたにもかかわらず、「言い訳できない」(西)結果と内容だった。
この敗戦から、チームはどこまで成長できているか。借りを返すことができるのか。首位の川崎が勝ち、鹿島が負ければ、その時点で川崎のステージ制覇が決まる。“負けられない”一戦で苦い記憶を払拭するような勝利を飾れれば、逆転優勝に向けて一気に弾みがつく。
2-0で勝利した前節・浦和戦後、柴崎は表情を引き締めて、こう言った。
「今日のような気持ちの入ったゲームを残り2試合でもやって、レベルアップした姿を披露したい」
“常勝軍団”は優勝を争うシチュエーションには慣れているはず。気負うことなく、いつもどおりにプレーして、持てる力をすべて発揮できれば、自ずと勝点3を掴めるはずだ。

6月9日発売号のサッカーダイジェストは、「ヤングガンズ100」を特集。リオ五輪、ワールドカップアジア予選に向けて注目すべきヤングプレーヤーは? 92~99年生まれの選手を対象に100人ピックアップしました。インタビューでは、柏の伊東選手、浦和の関根選手が登場。またU-23日本代表企画では登録メンバー18人を大予想し、オーバーエイジ選考の近況に迫ります。クラブダイジェストでは、J3で好調の相模原を取り上げています。