柏――選手たちは戦術よりもメンタリティの重要性を強調。
柏レイソル
1stステージ成績(15節終了時): 6位 勝点22 6勝4分5敗 18得点・19失点
【最新チーム事情】
●12日に行なわれたHondaFCとの練習試合は3−1で勝利。
●前節欠場の輪湖がトレーニングに復帰。今節出場は問題なし。
●中山がU-19日本代表に選出、6月13日から20日まで中国遠征へ。
●大津が右足関節三角靭帯損傷で戦線離脱。全治約4週間の見込み。
【担当記者の視点】
仙台の気迫に飲み込まれた前節は今季のワーストマッチと言える。昨季の不調時のようにパスをつなぐことばかりに捉われ、積極的にシュートを打つこと、強引にでも仕掛けること、球際で激しくぶつかりボールを奪い取ることなど、根本的な部分が希薄だった。
そこで今週は対戦相手の対策など戦術面以上に、選手たちは「勝つためには何が必要か」、「果たして戦えているのか」といったメンタリティの重要性を強調した。特に11年のJ1優勝から、12年に天皇杯、13年にはナビスコカップ制覇とチームの全盛期を知る栗澤と増嶋のふたりは「自分たちがそういう姿勢を示すことでこの流れを変えたい」と闘争心を燃え上がらせる。酸いも甘いも知るベテランの起用がチームを奮い立たせる鍵となりそうだ。
今節の名古屋戦の見どころは、なんと言っても永井と伊東のサイドでの攻防だ。爆発的なスピードを武器とする両者のどちらがサイドを制するか――この対決が勝敗の行方を決するポイントになるかもしれない。
1stステージ成績(15節終了時): 6位 勝点22 6勝4分5敗 18得点・19失点
【最新チーム事情】
●12日に行なわれたHondaFCとの練習試合は3−1で勝利。
●前節欠場の輪湖がトレーニングに復帰。今節出場は問題なし。
●中山がU-19日本代表に選出、6月13日から20日まで中国遠征へ。
●大津が右足関節三角靭帯損傷で戦線離脱。全治約4週間の見込み。
【担当記者の視点】
仙台の気迫に飲み込まれた前節は今季のワーストマッチと言える。昨季の不調時のようにパスをつなぐことばかりに捉われ、積極的にシュートを打つこと、強引にでも仕掛けること、球際で激しくぶつかりボールを奪い取ることなど、根本的な部分が希薄だった。
そこで今週は対戦相手の対策など戦術面以上に、選手たちは「勝つためには何が必要か」、「果たして戦えているのか」といったメンタリティの重要性を強調した。特に11年のJ1優勝から、12年に天皇杯、13年にはナビスコカップ制覇とチームの全盛期を知る栗澤と増嶋のふたりは「自分たちがそういう姿勢を示すことでこの流れを変えたい」と闘争心を燃え上がらせる。酸いも甘いも知るベテランの起用がチームを奮い立たせる鍵となりそうだ。
今節の名古屋戦の見どころは、なんと言っても永井と伊東のサイドでの攻防だ。爆発的なスピードを武器とする両者のどちらがサイドを制するか――この対決が勝敗の行方を決するポイントになるかもしれない。

6月9日発売号のサッカーダイジェストは、「ヤングガンズ100」を特集。リオ五輪、ワールドカップアジア予選に向けて注目すべきヤングプレーヤーは? 92~99年生まれの選手を対象に100人ピックアップしました。インタビューでは、柏の伊東選手、浦和の関根選手が登場。またU-23日本代表企画では登録メンバー18人を大予想し、オーバーエイジ選考の近況に迫ります。クラブダイジェストでは、J3で好調の相模原を取り上げています。