鳥栖――決勝点のエースがターゲットマンとして奮闘し味方を助ける。

【警告】名古屋=矢野(27分) 鳥栖=吉田(61分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】豊田陽平(鳥栖)

CKからゴール前での勝負強さを発揮した豊田。エースの今季5得点目が決勝点となった。(C) J.LEAGUE PHOTOS
【鳥栖|採点・寸評】
GK
33 林 彰洋 6.5
安定したハイボールへの対応と飛距離のあるロングフィードで攻守に貢献度高し。試合終了間際の大ピンチも落ち着いてセーブした。
DF
8 藤田優人 6.5
俊足の永井への対応を堅実にこなし、機を見たオーバーラップにもキレがあった。カバーリングの意識も高く、守備で高い能力を発揮。
5 キム・ミンヒョク 6.5
シモビッチ、川又堅碁というエアバトラーに対し五分以上に渡り合う。相手の最大の武器を封じたことの意味は大きい。
29 谷口博之 6
持ち前の競り合いの強さだけでなく、1列前への果敢な守備でも光った。展開力やクサビのパスなど攻撃面でも活躍。
23 吉田 豊 6
福田晃斗とのコンビネーションでアグレッシブに前線へ突き進んだ。守備への戻りも速く、動きの質と量のバランスも良かった。
MF
10 キム・ミヌ 6.5
負傷明けのゲームだったが上下動を繰り返す難しいポジションも忠実にこなし、さすがのパフォーマンスを披露した。
14 高橋義希 6.5
ダイヤモンド型の中盤の底という難役を果たし切った。守備のバランス取り、攻撃のサポート、無駄のない動きにはボランチとしての質の高さを感じた。
30 福田晃斗 6.5
精力的なアップダウンだけでなく、相手の隙を突くパスの上手さでも際立つ動きを見せた。サイドバックとの連係も良く、充実の試合に。
24 鎌田大地 6.5
柔らかなボールタッチとパスの選択肢の多さ、視野の広さで常に相手の脅威となり続けた。前線の起点となるだけでなく、自ら得点を狙う狡猾さも。
FW
18 富山貴光 6.5 (88分OUT)
高さと機動力、ボールキープの巧みさで、地上戦での起点の一つとして機能。決勝点を生んだコーナーキックは見事の一言だった。
11 豊田陽平 7
練習してきたセットプレーを、前半最初のチャンスで仕留めるあたりは流石の大エース。困った時のターゲットとしても味方の助けとなり続けた。
交代出場
FW
25 早坂良太 -(88分IN)
試合を締めるべく投入され、期待通りの働きで勝利に貢献。体の強さを生かした前線での動きは、名古屋にとって嫌なことこの上なかった。
監督
マッシモ・フィッカデンティ 6.5
スカウティングの確かさが光った試合で、まさに作戦勝ちで得た勝点3だった。交代1枚で試合を締められる布陣と用兵のバランスの良さも素晴らしい。
取材・文:今井雄一朗(スポーツライター)
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
GK
33 林 彰洋 6.5
安定したハイボールへの対応と飛距離のあるロングフィードで攻守に貢献度高し。試合終了間際の大ピンチも落ち着いてセーブした。
DF
8 藤田優人 6.5
俊足の永井への対応を堅実にこなし、機を見たオーバーラップにもキレがあった。カバーリングの意識も高く、守備で高い能力を発揮。
5 キム・ミンヒョク 6.5
シモビッチ、川又堅碁というエアバトラーに対し五分以上に渡り合う。相手の最大の武器を封じたことの意味は大きい。
29 谷口博之 6
持ち前の競り合いの強さだけでなく、1列前への果敢な守備でも光った。展開力やクサビのパスなど攻撃面でも活躍。
23 吉田 豊 6
福田晃斗とのコンビネーションでアグレッシブに前線へ突き進んだ。守備への戻りも速く、動きの質と量のバランスも良かった。
MF
10 キム・ミヌ 6.5
負傷明けのゲームだったが上下動を繰り返す難しいポジションも忠実にこなし、さすがのパフォーマンスを披露した。
14 高橋義希 6.5
ダイヤモンド型の中盤の底という難役を果たし切った。守備のバランス取り、攻撃のサポート、無駄のない動きにはボランチとしての質の高さを感じた。
30 福田晃斗 6.5
精力的なアップダウンだけでなく、相手の隙を突くパスの上手さでも際立つ動きを見せた。サイドバックとの連係も良く、充実の試合に。
24 鎌田大地 6.5
柔らかなボールタッチとパスの選択肢の多さ、視野の広さで常に相手の脅威となり続けた。前線の起点となるだけでなく、自ら得点を狙う狡猾さも。
FW
18 富山貴光 6.5 (88分OUT)
高さと機動力、ボールキープの巧みさで、地上戦での起点の一つとして機能。決勝点を生んだコーナーキックは見事の一言だった。
11 豊田陽平 7
練習してきたセットプレーを、前半最初のチャンスで仕留めるあたりは流石の大エース。困った時のターゲットとしても味方の助けとなり続けた。
交代出場
FW
25 早坂良太 -(88分IN)
試合を締めるべく投入され、期待通りの働きで勝利に貢献。体の強さを生かした前線での動きは、名古屋にとって嫌なことこの上なかった。
監督
マッシモ・フィッカデンティ 6.5
スカウティングの確かさが光った試合で、まさに作戦勝ちで得た勝点3だった。交代1枚で試合を締められる布陣と用兵のバランスの良さも素晴らしい。
取材・文:今井雄一朗(スポーツライター)
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。