柴崎の絶妙クロスから金崎が決勝弾! 鹿島が浦和を下し首位・川崎を勝点1差で追走!

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェストWeb編集部

2016年06月11日

前半2度ポストに嫌われるも3度目の正直で先制点!

52分、柴崎のクロスから金崎が先制弾。終盤にも1点を追加した鹿島が2010年開幕戦以来の浦和戦勝利を挙げた。(C) SOCCER DIGEST

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 J1リーグは6月11日、第1ステージ15節の9試合を開催。埼玉スタジアム2002で行なわれた3位の浦和対2位・鹿島の優勝争いを占う一戦は、アウェーの鹿島が2-0で勝利を飾った。

 前半ペースを握ったのは鹿島だった。金崎、カイオが積極的にゴールへ向かうプレーを連発。20分、遠藤のクロスからカイオが放ったジャンピングボレーはGK西川が好セーブ。40分、右サイドからペナルティエリア内に侵入した金崎のシュートは左ポストに嫌われた。

 さらに前半終了間際には、再び鹿島にビッグチャンスが訪れる。柴崎のスルーパスに反応した遠藤が切り返しから中央へクロスを入れると、金崎が決定的なヘディングシュートを放つ。しかし、またしてもゴールポストを直撃し、得点には至らなかった。

 0-0で迎えた後半も立ち上がりは、鹿島が果敢なプレスからリズムを掴んだ。そして52分、宇賀神のミスパスを拾ったカイオが中盤から持ち上がり、右サイドを走る柴崎へつなぐと、柴崎はグラウンダーの速いクロスを中央へ。これを走り込んだ金崎がスライディングで押し込み、鹿島が先制した。

 その後は1点を追う浦和が前掛かりになり、鹿島を押し込む展開に。62分に武藤のヘッド、71分には槙野がオーバーヘッドでゴールを狙うが得点には至らない。さらに77分には駒井がループシュートで狙うも、クロスバーを直撃してゴールならず。

 逆に88分、鹿島は小笠原のクロスから鈴木優磨が抜け出ようとしたところを駒井に倒され、PKを獲得。これを鈴木優磨が自ら決め、2-0とした。

 鹿島は2点のリードを最後まで守り切り、アウェーで浦和を破った。鹿島は浦和に対し、2010年開幕戦以来の勝利。勝点1差のまま首位・川崎を追走する。

 また浦和は上位2チームより2試合少ないながら、川崎との勝点差は7ポイント、鹿島とは6ポイント差に広がった。
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