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夏の全国王者・昌平に不安材料なし! 西武台、聖望学園、正智深谷らライバルたちが“包囲網”を築けるか【選手権・埼玉予選展望】

カテゴリ:高校・ユース・その他

河野 正

2024年10月12日

例年にも増して注目校がずらり。どこが飛び出すか

西武台・鈴木(左)と聖望学園・太仲(右)の両FWにも注目。写真:河野正

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 関東高校大会予選4強、高校総体予選8強の立教新座はS1リーグで最下位ながら、MF粟屋大智(3年)が傑出したプレーをする。関東高校大会予選準優勝の成徳深谷は昨季の経験者、GK緑川徠雅とCB増田蹴人(ともに3年)を中心にしっかり守り、逆襲・速攻を仕掛けたい。

 昨年準優勝の浦和南はFW掛谷羽空(3年)が良い形でシュートを撃てるかだ。左SB美島薫(3年)のキックは質が高い。前回まで5年連続8強の細田学園は、GK米山巧馬(3年)を軸に堅守を誇り、S1リーグでは暫定ながら最少失点だ。

 両校は関東高校大会、高校総体の両予選ともベスト8に入った。
 
 高校総体予選4強の浦和学院は、豪胆に進撃するFW佐藤大心(3年)に周囲がどれだけ呼応できるか。前回4強の武南は新人大会こそ西武台と優勝を分け合ったが、その後は結果を出せていない。高校総体予選ベスト8の浦和東は持ち前の粘り強さで上位を狙い、関東高校大会予選8強の埼玉栄は、MF小谷野珠羽(3年)ら昨年の主力が6人健在。S1リーグの武蔵越生はFW髙橋悠太(3年)に決定力と馬力がある。

 ともに昨年ベスト8の市立浦和と狭山ヶ丘のほか、埼玉平成の戦いぶりにも注目したい。

文●河野 正

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