170校の頂点を決める戦いは土曜日に開幕
第103回全国高校サッカー選手権埼玉大会は10月13日、昨年より6校多い54校が参加して決勝トーナメントが始まる。決勝は11月17日に埼玉スタジアムで行なわれ、合同9チームを合わせた埼玉170校のチャンピオンが決まる。
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優勝争いの大本命は今夏の全国高校総体(インターハイ)を制した昌平だ。充実した戦力と洗練された戦法を思えば、初の3連覇へ向けて不安材料は見当たらない。高校総体予選準優勝の西武台や県1部(S1)リーグ上位の聖望学園、正智深谷が続くと見られるが、どのチームにとっても今年の昌平を倒すのは容易ではないだろう。
独力で得点機を呼び込めるのが昌平の強みだ。ドリブルをベースに壁パスや外からの仕掛けで相手ゴールに迫り、点を奪う人も形も多種多様。高校総体で4得点したエースFW鄭志鍚(3年)ばかりか、プレミアリーグEASTでともに6得点の三浦悠代(3年)とU-17日本代表の長璃喜(2年)をはじめ、U-18日本代表としてスペイン遠征中の大谷湊斗(3年)、U-17日本代表の山口豪太(2年)ら決定力のあるMF陣を多数抱える。
U-17日本代表のGK佐々木智太郎、CB坂本航大、左SB上原悠都(いずれも3年)の守備陣は、前回の全国選手権8強のメンバーだ。優勝すると浦和の6度を抜いて市立浦和、武南、浦和南に続き埼玉では4番目に多い7度目の選手権出場となる。
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独力で得点機を呼び込めるのが昌平の強みだ。ドリブルをベースに壁パスや外からの仕掛けで相手ゴールに迫り、点を奪う人も形も多種多様。高校総体で4得点したエースFW鄭志鍚(3年)ばかりか、プレミアリーグEASTでともに6得点の三浦悠代(3年)とU-17日本代表の長璃喜(2年)をはじめ、U-18日本代表としてスペイン遠征中の大谷湊斗(3年)、U-17日本代表の山口豪太(2年)ら決定力のあるMF陣を多数抱える。
U-17日本代表のGK佐々木智太郎、CB坂本航大、左SB上原悠都(いずれも3年)の守備陣は、前回の全国選手権8強のメンバーだ。優勝すると浦和の6度を抜いて市立浦和、武南、浦和南に続き埼玉では4番目に多い7度目の選手権出場となる。
西武台はプリンスリーグ関東2部で9位と低迷するが、3年生に才能豊かな好人材が多い。突破力と得点力を備えた鈴木洸晴は、竹内奏海とともに攻撃陣をリードするFWで、ボランチ石井汰一は配給力と戦術眼に優れる。昨季から守備ラインをまとめる谷口輝は球際に強いCBだ。
現在S1リーグ首位の聖望学園は、右SBペイトン有玖主(3年)が外から鋭く突破し、長身FW太仲貴哉(3年)のポストプレーから好機を広げる。ボランチ小山晃也(3年)は中盤の重鎮で、CB菅野陸斗(3年)は1対1に強い。細田学園と対戦しそうな3回戦が最初の関門か。
関東高校大会予選覇者で、高校総体予選4強の正智深谷は昨季より得点力がある。中軸を担うのがMF近藤七音(3年)で、ゲームを組み立て得点にも絡む。左SB鹿倉颯太(3年)の左足キックは秀逸で、直接狙えるFKは大きな武器だ。3回戦の相手は武蔵越生か市立浦和と見る。
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関東高校大会予選覇者で、高校総体予選4強の正智深谷は昨季より得点力がある。中軸を担うのがMF近藤七音(3年)で、ゲームを組み立て得点にも絡む。左SB鹿倉颯太(3年)の左足キックは秀逸で、直接狙えるFKは大きな武器だ。3回戦の相手は武蔵越生か市立浦和と見る。