甲府――及第点の選手はなし。股抜きをされた田中など、3選手が「4.5」。
【甲府|採点・寸評】
GK
1 河田晃兵 5
遠藤のミドルや鈴木のシュートにファインセーブを見せるも、押し込まれる展開のなか、21本ものシュートを浴びて、痛恨の4失点。
DF
41 土屋征夫 5
強気に前に出て行き、攻撃に厚みをもたらせようとしたが奏功せず。守っては、鹿島の勢いを撥ね返せなかった。
4 山本英臣 -(10分OUT)
最終ラインの中央に構えて、守備をオーガナイズしようとしていたが、満足にプレーできないまま、早々に負傷交代を余儀なくされる。
17 津田琢磨 4.5(77分OUT)
イージーなボール逸など、前半から安定感を欠く内容。機動力に優れる金崎や土居を捕まえ切れずに、寄せも甘かった。
MF
28 橋爪勇樹 5
ゴールラインぎりぎりで金崎のシュートをかき出すなど、失点を防ぐファインプレーもあったが、攻撃では思うように攻め上がれなかった。
23 稲垣 祥 5.5
鋭い読みからのインターセプトや思い切った飛び出しなど、最後までエネルギッシュにプレーした。ただ、相手に脅威を与えるまでではなかった。
27 ビリー・セレスキー 5
アグレッシブな姿勢を見せ、中盤で存在感を放つ。しかし、中途半端なバックパスを金崎にかっさらわれて、チーム3失点目につながってしまった。
14 田中佑昌 4.5
土居に股抜きをされるなど、低調なパフォーマンスに終始。相手陣内に攻め込むも、ラストパスの精度が足りなかった。
FW
13 河本明人 5.5(54分OUT)
ドリブルで相手を抜き去るなど、キレのある動きを見せた。チーム唯一の決定機となった34分の一撃は惜しかったが、後半はトーンダウンした。
11 チュカ 4.5
昌子やブエノのタイトな守備の前で見せ場を作れず。1本もシュートを打てないまま、ポスト役としても機能しなかった。
10 クリスティアーノ 5.5
攻撃の全権を握り、局面の戦いでは力強さを示したが、良い形でフィニッシュに持ち込めず。バイタルエリアで仕事をさせてもらえなかった。
交代出場
DF
3 畑尾大翔 5.5(10分IN)
山本の負傷交代を受けて急きょ、出場。身体を投げ出して、何度も危ない場面を救ったが、すべてのピンチを防ぎ切ることは不可能だった。
MF
7 石原克哉 5(54分IN)
攻撃面での働きを期待されたが、守備に回る時間のほうが長く、本領を発揮できず。本人も不本意な出来だったに違いない。
DF
5 新里 亮 -(77分IN)
自身がピッチに立ってからは失点がなかったのが唯一の救いか。前線の選手を前向きにさせる縦パスを通したが、ゴールには結びつかなかった。
監督
佐久間悟 5
堅守から少ないチャンスを活かす狙いも、前半終了間際の失点でプラン崩壊。ビハインドを背負った際、攻撃面を改善する一手を打てなかった。
取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
GK
1 河田晃兵 5
遠藤のミドルや鈴木のシュートにファインセーブを見せるも、押し込まれる展開のなか、21本ものシュートを浴びて、痛恨の4失点。
DF
41 土屋征夫 5
強気に前に出て行き、攻撃に厚みをもたらせようとしたが奏功せず。守っては、鹿島の勢いを撥ね返せなかった。
4 山本英臣 -(10分OUT)
最終ラインの中央に構えて、守備をオーガナイズしようとしていたが、満足にプレーできないまま、早々に負傷交代を余儀なくされる。
17 津田琢磨 4.5(77分OUT)
イージーなボール逸など、前半から安定感を欠く内容。機動力に優れる金崎や土居を捕まえ切れずに、寄せも甘かった。
MF
28 橋爪勇樹 5
ゴールラインぎりぎりで金崎のシュートをかき出すなど、失点を防ぐファインプレーもあったが、攻撃では思うように攻め上がれなかった。
23 稲垣 祥 5.5
鋭い読みからのインターセプトや思い切った飛び出しなど、最後までエネルギッシュにプレーした。ただ、相手に脅威を与えるまでではなかった。
27 ビリー・セレスキー 5
アグレッシブな姿勢を見せ、中盤で存在感を放つ。しかし、中途半端なバックパスを金崎にかっさらわれて、チーム3失点目につながってしまった。
14 田中佑昌 4.5
土居に股抜きをされるなど、低調なパフォーマンスに終始。相手陣内に攻め込むも、ラストパスの精度が足りなかった。
FW
13 河本明人 5.5(54分OUT)
ドリブルで相手を抜き去るなど、キレのある動きを見せた。チーム唯一の決定機となった34分の一撃は惜しかったが、後半はトーンダウンした。
11 チュカ 4.5
昌子やブエノのタイトな守備の前で見せ場を作れず。1本もシュートを打てないまま、ポスト役としても機能しなかった。
10 クリスティアーノ 5.5
攻撃の全権を握り、局面の戦いでは力強さを示したが、良い形でフィニッシュに持ち込めず。バイタルエリアで仕事をさせてもらえなかった。
交代出場
DF
3 畑尾大翔 5.5(10分IN)
山本の負傷交代を受けて急きょ、出場。身体を投げ出して、何度も危ない場面を救ったが、すべてのピンチを防ぎ切ることは不可能だった。
MF
7 石原克哉 5(54分IN)
攻撃面での働きを期待されたが、守備に回る時間のほうが長く、本領を発揮できず。本人も不本意な出来だったに違いない。
DF
5 新里 亮 -(77分IN)
自身がピッチに立ってからは失点がなかったのが唯一の救いか。前線の選手を前向きにさせる縦パスを通したが、ゴールには結びつかなかった。
監督
佐久間悟 5
堅守から少ないチャンスを活かす狙いも、前半終了間際の失点でプラン崩壊。ビハインドを背負った際、攻撃面を改善する一手を打てなかった。
取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

5月26日発売号のサッカーダイジェストは、オーバーエイジ特集。果たして、リオ五輪のオーバーエイジ候補は誰なのか? 本命、対抗、大穴で予想してみました。またU-23日本代表企画では「残り15枠を巡るサバイバル」に迫り、6月復帰予定の室屋選手(FC東京)にインタビュー取材。クラブダイジェストでは、J2で好調の札幌を取り上げています。