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【バイタルエリアの仕事人】vol.44 藤尾翔太|五輪が終わり、次に目ざす場所は“A代表” 「僕たちの世代も食い込んでいかないと」

カテゴリ:Jリーグ

手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

2024年09月30日

「水かけはルーティン的な感じが強い」

議論の的となっているボールへの水かけについても話してくれた。写真:滝川敏之

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 今季、上位を走る好調の町田において、世間の注目を集めたのは、藤尾がPKキッカーを務めた際の自身が蹴るボールへの水かけだ。賛否が分かれたこの行為を本人はどう思っているのか。

――◆――◆――

 周囲から言われることに対して、自分が悩んでいることは何もないです。勝つために全力でやっているだけなので。

 ボールに水をかけることについて、周りのサッカー選手やコーチ、違うチームの指導者に訊いても、『なんでダメなのか分からないけど』と言われますし、客観的に見てもそれがめちゃくちゃ悪くてスポーツマンシップに反する行為だとはたぶん、周りも思ってないので、あんまり僕も気にはしていないです。

 それでいろいろ言われてしまうのは、PKがよく入ってるからなのか、町田が上位にいるからなのか。なぜ本当にダメな行為だと思われてるのか分からないですね。
 
 やり続けることでそれに世間も慣れてくるんじゃないかと。キーパーがキーパーグローブに水をかけるのとかと一緒の感覚だとは思っています。それもみんなやっているので、なにかと言われてしまうのは慣れていないだけだと考えています。

 PK時にボールに水をかけることになったきっかけは、成功体験からです。僕は今シーズン、一度PKを外しているんですけど、その原因は芝が乾燥していて、蹴りにくかったというのが自分の中にあった。

 ビッグチャンスなので、そういうミスをできるだけ減らせるように自分なりに考えた対策。次の試合でPKの時に水をかけてみたら、前に外したところと同じグラウンドでゴールを決められた。ルーティン的な感じが強いかもしれないです。
 
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