J１リーグ１stステージ・13節
サガン鳥栖－大宮アルディージャ
５月21日（土）／15:00／ベストアメニティスタジアム
 
大宮アルディージャ
１stステージ成績（12節終了時）：４位　勝点21　６勝３分３敗　13得点・12失点
 
【最新チーム事情】
●先発が見込まれる選手の大半はナビスコカップのグループリーグ５節・磐田戦で休養。
●前節・仙台戦で負傷した菊地は右ハムストリングの肉離れで全治４週間と発表された。
●菊地の代役と目されるのはルーキーの山越。物怖じしないパフォーマンスを見せている。
 
【担当記者の視点】
　前節・仙台戦で１-０の勝利を収め、18日に行なわれたナビスコカップ５節・磐田戦でも１-０と勝利。“さいたまダービー”の敗戦からしっかりと立ち直った印象だ。楽な試合はひとつもないなかで、メンバーを入れ替えながら好調を維持しており、チームの雰囲気も良い。今節は仙台戦のメンバーと戦いを踏襲しながら、磐田戦で好パフォーマンスを見せた選手を融合させていく形になる。
 
　ポイントになるのは、空中戦で絶対の強さを見せる主将・菊地の出場停止で入れ替わりのあるCB。鳥栖には日本屈指のエアバトラーである豊田がおり、高さのある河本だけはもちろん、先発が予想される山越のパフォーマンスも鍵を握りそうだ。
 
　明治大から加入したルーキーはリーグ戦初先発となるが、対豊田といういきなりの大役を任されることになりそう。前節やナビスコカップでは安定したプレーを継続し、ポテンシャルは秘めるだけに期待値も高い。菊地の座を脅かすプレーを披露できれば、試合の流れを大宮に引き寄せられるはず。
 
　家長が牽引する攻撃はカウンター、ポゼッションともにJ１の水に慣れてきており、やはり守備の出来が勝敗を左右しそうだ。

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