【EL決勝|採点&寸評】黒子からヒーローになったコケがMOM! 戦犯はコウチーニョだ

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2016年05月19日

戦犯級の出来だったコウチーニョ。

35分のスターリッジの先制点は、左足アウトサイドから生まれた芸術的な一撃だった。 (C) Getty Images

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[MF]
7 ジェームズ・ミルナー 6
チームトップの11.87kmを走破してピッチを幅広くカバー。ただ、サイドでボールを受けた際のアイデアに乏しく、攻撃において違いを作り出すことができなかった。
 
10 フィリッペ・コウチーニョ 5
セビージャのコンパクトかつタイトな守備に苦しみ、ほとんど何もできず。トップ下に回った73分以降も、存在感は気薄なままだった。虚ろな表情はチームを牽引すべき10番らしからぬもので、戦犯級の内容だった。
 
11 ロベルト・フィルミーノ 5.5(69分OUT)
球離れが悪く、不必要なボールロストが目立つ。持ち前の鋭いドリブルからのチャンスメークは鳴りを潜めた。
 
20 アダム・ララーナ 6(73分OUT)
ノールック気味のスルーパスから決定機を作り出すトリッキーな持ち出しなどで、相手DFの意表を突く。73分に交代するまで試合の流れを変えようと奔走した。
 
23 エムレ・ジャン 6
立ち上がりから積極果敢なチャージで相手のビルドアップを牽制する役目を担い、主に守備面で効果的な存在だった。その分だけ、ビハインドを背負ってから攻撃に転じる余力は残っていなかった。
 
[FW]
15 ダニエル・スターリッジ 6.5
相手の最終ラインの背後へ抜け出したり、サイドに開いてボールを引き出したりと、攻撃の基点を作るべく様々な工夫を凝らす。35分には得意の左足アウトサイドでスーパーな先制弾を決めた。
 
交代出場]
27 ディボック・オリギ 5(69分IN)
逆転されてからピッチに送り出されるも、上手く試合に入ることができず、本来のキレを見せられなかった。
 
24 ジョー・アレン 5.5(73分IN)
期待された流れを一変させるようなプレーはなし。
 
9 クリスティアン・ベンテケ ―(83分IN)
パワープレー要員として最前線に入るも、高さで勝負できるクロスボールがほとんど供給されず、持ち味が活きなかった。
 
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
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