浦和ユース時代、短パンを忘れた罰でスパッツ姿でプレー。その結果は?

遠藤にこの日、第3子の男の子が誕生。「3人とも試合当日に生まれていて、今回初めて試合前には立ち会えた」そうで、宇賀神のゴール後、揺りかごダンスで祝福!写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)
試合後の記者会見に、宇賀神はペトロヴィッチ監督とともに臨んだ。すると、指揮官から、スパッツにまつわる本人にとっては少し恥ずかしいエピソードが明かされた。
「ウガ(宇賀神)が浦和ユース時代のある練習試合で、ユニホームの短パンを忘れてしまった。ユースでは自分でユニホームを洗濯し、持参しなければいけなかった。そこで現在は熊本にいる GKコーチ(澤村公康コーチ)から、『自己管理ができていない!』と叱られ、罰としてスパッツ姿でプレーさせられたそうだ。そしたら、その試合で、ゴールを決めたんだ。
この話は、ミーティングで、みんなにも話したことがある。だから、『ウガは最近ゴールを決めていないので(今季公式戦はノーゴールだった)、そろそろ次の試合あたりで、スパッツでプレーさせようか』と思っていた(笑)」
突然の急展開に顔を赤らめた宇賀神だが、「本当にスパッツでプレーさせられそうなので、今日は頑張りました」と切り返し、その場をさらに盛り上げた。
その一方で、指揮官は宇賀神の「動き出し」について、次のように評価していた。
「私たちが重視しているのが、いかにバランスよいポジションを取るか。どの方向に動き、動き直すのか。コンビネーションは複雑に絡み合って成立するものなので、外から見ている以上に、ピッチ上の選手たちが実際に噛み合わせるのは難しい。日々の練習の繰り返しにより、発揮できるようになっていくものだ」
そして宇賀神も「あの動き出しができれば、(クロスのようなシュートも)10本に1本は決まるかもしれない」と振り返った。
想定外のゴールであり、『結果論』と言われればそれまでだ。ただ、この幸運な一撃の背景には、長い時間をかけて噛み合わせてきた「動き出しとキックの質」があったのは紛れもない事実だった。
また、宇賀神は試合の2日前の5月16日夜、浦和の淵田敬三社長らとともに街頭に立って、このソウル戦のスタジアムへの来場を呼びかけるビラ配りに参加した。「自宅の近所だったこともあり、協力できればと思った。韓国の首位チームとの対戦とあって、いい雰囲気のなかで戦えるように、少しでも力になりたかった」との想いから起こした行動だった。
「ウガ(宇賀神)が浦和ユース時代のある練習試合で、ユニホームの短パンを忘れてしまった。ユースでは自分でユニホームを洗濯し、持参しなければいけなかった。そこで現在は熊本にいる GKコーチ(澤村公康コーチ)から、『自己管理ができていない!』と叱られ、罰としてスパッツ姿でプレーさせられたそうだ。そしたら、その試合で、ゴールを決めたんだ。
この話は、ミーティングで、みんなにも話したことがある。だから、『ウガは最近ゴールを決めていないので(今季公式戦はノーゴールだった)、そろそろ次の試合あたりで、スパッツでプレーさせようか』と思っていた(笑)」
突然の急展開に顔を赤らめた宇賀神だが、「本当にスパッツでプレーさせられそうなので、今日は頑張りました」と切り返し、その場をさらに盛り上げた。
その一方で、指揮官は宇賀神の「動き出し」について、次のように評価していた。
「私たちが重視しているのが、いかにバランスよいポジションを取るか。どの方向に動き、動き直すのか。コンビネーションは複雑に絡み合って成立するものなので、外から見ている以上に、ピッチ上の選手たちが実際に噛み合わせるのは難しい。日々の練習の繰り返しにより、発揮できるようになっていくものだ」
そして宇賀神も「あの動き出しができれば、(クロスのようなシュートも)10本に1本は決まるかもしれない」と振り返った。
想定外のゴールであり、『結果論』と言われればそれまでだ。ただ、この幸運な一撃の背景には、長い時間をかけて噛み合わせてきた「動き出しとキックの質」があったのは紛れもない事実だった。
また、宇賀神は試合の2日前の5月16日夜、浦和の淵田敬三社長らとともに街頭に立って、このソウル戦のスタジアムへの来場を呼びかけるビラ配りに参加した。「自宅の近所だったこともあり、協力できればと思った。韓国の首位チームとの対戦とあって、いい雰囲気のなかで戦えるように、少しでも力になりたかった」との想いから起こした行動だった。