三戸の中距離砲が突破口に
残り10枠のうち、3枚がボランチ。名前を挙げると、U-23アジアカップで大会MVPの藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン)、ゲームメーカーとしてもプレースキッカーとしても優秀な山本理仁(シント=トロイデン)、そしてオーバーエイジ枠3人目の遠藤航(リバプール)となる。中央部の守備を固めるうえで、遠藤のボール奪取力は大きなキーになる。
遠藤の守備力を頼りにして、藤田(もしくは山本)には主に司令塔的な役割を託す。遠藤の振る舞いから藤田や山本が“A代表入りのヒント”を掴めれば、森保ジャパンの強化に繋がるだろうか。
2列目のサイドは、FC町田ゼルビアで好調の平河悠、6月の海外遠征で存在感を示した斉藤光穀(スパルタ)と三戸舜介(スパルタ)。この3人はいずれも突破力に優れ、三戸については弾丸ミドルも特長だ。攻め手を欠いた状況下では三戸の中距離砲が突破口になるかもしれない。
トップ下は荒木遼太郎と松木玖生のFC東京コンビ。コンディション次第では、荒木がゼロトップ、松木はトップ下と今季FC東京で採用されている配置で戦ってもいい。連係面を考えたら、“ゼロトップの荒木、トップ下の松木”がベストチョイスか。縦に早い攻撃は2人とも得意としており、大岩ジャパンが本大会でカウンターを重視するなら彼らはキーマンになれる存在だ。
ちなみに、ボランチに怪我人が出た場合は松木をコンバートできる。ただ、松木はあくまでトップ下で起用したい。FC東京の試合で判断するかぎり、オフェンシブな仕事に専念させたほうが彼のセンスは光る。
遠藤の守備力を頼りにして、藤田(もしくは山本)には主に司令塔的な役割を託す。遠藤の振る舞いから藤田や山本が“A代表入りのヒント”を掴めれば、森保ジャパンの強化に繋がるだろうか。
2列目のサイドは、FC町田ゼルビアで好調の平河悠、6月の海外遠征で存在感を示した斉藤光穀(スパルタ)と三戸舜介(スパルタ)。この3人はいずれも突破力に優れ、三戸については弾丸ミドルも特長だ。攻め手を欠いた状況下では三戸の中距離砲が突破口になるかもしれない。
トップ下は荒木遼太郎と松木玖生のFC東京コンビ。コンディション次第では、荒木がゼロトップ、松木はトップ下と今季FC東京で採用されている配置で戦ってもいい。連係面を考えたら、“ゼロトップの荒木、トップ下の松木”がベストチョイスか。縦に早い攻撃は2人とも得意としており、大岩ジャパンが本大会でカウンターを重視するなら彼らはキーマンになれる存在だ。
ちなみに、ボランチに怪我人が出た場合は松木をコンバートできる。ただ、松木はあくまでトップ下で起用したい。FC東京の試合で判断するかぎり、オフェンシブな仕事に専念させたほうが彼のセンスは光る。
最後にCF。まず推したいのは、町田でいぶし銀の活躍を見せている藤尾翔太だ。右ウイングにも対応可能なポリバレント性は魅力で、献身的な仕事も厭わない。フォア・ザ・チームの精神を浸透させるうえでも重要で、さらに言えば平河とのコンビネーションもいい。とにかく使い勝手が良く、パリに連れて行きたいアタッカーだ。
最後の1枠は迷いながらも細谷真大(柏レイソル)にした。今季J1リーグで15試合に出場してわずか1ゴールと、クラブで精彩を欠いているのは気掛かりだ。それでも、あのスピードと前線からの猛烈なプレッシングは大きな武器と判断して選出した。
CFとトップ下のスタメンは現地に入ってからのコンディション次第なところもある。細谷と荒木を同時起用してもいいし、荒木と松木のコンビにこだわっているわけではない。
さて、人選で迷ったのは東京ヴェルディの山田楓喜。“黄金の左足”はまさに宝で、FKの精度はピカイチだ。彼がいれば日本のセットプレーは相手の脅威になるはずで、その点でも選出したい人材だ。しかし、U-23アジアカップ以後、Jリーグでメンバー外の試合があるなど不安定で、。その現状では推しにくい。個人的にはとても期待しているタレントなのだが…。
文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
記事:【大岩Jのパリ五輪メンバー予想】OA枠は遠藤航と板倉滉の2人か。“ラストピース”佐野航大は重宝されるはず
記事:【識者推奨|大岩Jのパリ五輪メンバー】OAは遠藤と谷口が現実的。町田を招集できれば…、キーマンは“Mr.オールマイティ”佐野
最後の1枠は迷いながらも細谷真大(柏レイソル)にした。今季J1リーグで15試合に出場してわずか1ゴールと、クラブで精彩を欠いているのは気掛かりだ。それでも、あのスピードと前線からの猛烈なプレッシングは大きな武器と判断して選出した。
CFとトップ下のスタメンは現地に入ってからのコンディション次第なところもある。細谷と荒木を同時起用してもいいし、荒木と松木のコンビにこだわっているわけではない。
さて、人選で迷ったのは東京ヴェルディの山田楓喜。“黄金の左足”はまさに宝で、FKの精度はピカイチだ。彼がいれば日本のセットプレーは相手の脅威になるはずで、その点でも選出したい人材だ。しかし、U-23アジアカップ以後、Jリーグでメンバー外の試合があるなど不安定で、。その現状では推しにくい。個人的にはとても期待しているタレントなのだが…。
文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
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