セントラルMFは4~5枠になる見通し
一方の三戸も佐野と同じく、インサイドハーフと両ウイングを兼務できるプレーヤーだ。チームの発足当初から大岩監督に重宝されており、昨年9月のU-23アジア杯予選ではインサイドハーフのポジションで目覚ましいプレーを見せた。
パリ世代随一のユーティリティプレーヤーで、複数のポジションで計算が立つ三戸の復帰は、チームの戦術や起用法に幅をもたらすはずだ。
パリ世代随一のユーティリティプレーヤーで、複数のポジションで計算が立つ三戸の復帰は、チームの戦術や起用法に幅をもたらすはずだ。
主戦システムの4-3-3のセントラルMFは4~5枠になる見通しで、ウイングのポジションは左右を合わせて3枠と見るのが妥当だろう。そのなかで佐野と三戸に目途がつけば“一芸タイプ”の選手を呼べる可能性も出てくるし、ゴールが欲しい場面を想定してセンターフォワードを1人増やせるかもしれない。
佐野と三戸。この2人の存在はチームに大きな影響を及ぼし、パリ五輪本大会のメンバー選考におけるキーマンになったとしても不思議ではない。小久保玲央ブライアン(ベンフィカ)と鈴木の正GK争いや、最激戦区であるセントラルMFの競争は見どころのひとつだが、今回のアメリカ遠征では、佐野と三戸の起用法とそのパフォーマンスには大いに注目したい。
取材・文●松尾祐希(サッカーライター)
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