「アジア杯の準々決勝は吐き気がするぐらい苦しかった」
今季から取り入れたビジョントレーニングの成果を最も示せたのは、U-23日本代表として出場した4月のU-23アジアカップ。クロスの落下地点をしっかりと見極め、ヘディングから2ゴールを挙げた。
アジア杯で木村は6試合中5試合に出場し、センターバックでスタメンの座を獲得。チームのパリ五輪出場権獲得、そしてアジア制覇に大きく貢献したなか、この経験が自身の気持ちに変化を生んだという。
――◆――◆――
負ければオリンピックの出場権を失うアジアカップ・準々決勝のカタール戦(4-2)は、今まで経験したことないぐらいのプレッシャーだった。日本サッカーにかかっている期待やオリンピックの出場権。全部含めて、吐き気がするぐらい苦しかった。それを乗り越えて優勝ができた経験は大きかった。
プロとしてちゃんと試合に出て優勝した経験は初めてで、本当に嬉しかった。嬉しいけど、決勝ではあまり良いプレーができず、活躍できなくて悔しいのと、アジアカップの23人で、スタッフも含めて全員で戦いましたが、その23人でやれるサッカーはこれが最後。いろいろあって、寂しい、嬉しい、悔しい。優勝した瞬間は感情がごちゃごちゃになっていました。
アジア杯で木村は6試合中5試合に出場し、センターバックでスタメンの座を獲得。チームのパリ五輪出場権獲得、そしてアジア制覇に大きく貢献したなか、この経験が自身の気持ちに変化を生んだという。
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負ければオリンピックの出場権を失うアジアカップ・準々決勝のカタール戦(4-2)は、今まで経験したことないぐらいのプレッシャーだった。日本サッカーにかかっている期待やオリンピックの出場権。全部含めて、吐き気がするぐらい苦しかった。それを乗り越えて優勝ができた経験は大きかった。
プロとしてちゃんと試合に出て優勝した経験は初めてで、本当に嬉しかった。嬉しいけど、決勝ではあまり良いプレーができず、活躍できなくて悔しいのと、アジアカップの23人で、スタッフも含めて全員で戦いましたが、その23人でやれるサッカーはこれが最後。いろいろあって、寂しい、嬉しい、悔しい。優勝した瞬間は感情がごちゃごちゃになっていました。
クラブに帰ってきて、チームメイト全員におめでとうと言ってもらった。鳥栖でもゴールを取ってくれよとも言われましたね(笑)。まだ鳥栖では取れてなくて、川崎戦では一本、惜しいシーンは作れたので、このまま継続して、チームの勝ちに得点でも貢献できるように頑張りたいなと思っています。
大会を通して振り返ると、決勝トーナメントで全試合、グループステージでも1試合と、中国戦には途中から出場した。試合に関われたのはすごく喜ばしいことではあります。ただ結果は出てるから良かったね、と結構言ってもらえるんですが、結果出たからこのアジアカップのメンバーをパリに連れていこうとなるはずもない。そういう場所じゃないので。
パリ・オリンピックには、その時にコンディションが良くないと呼ばれないし、あとはどれだけ自チームで試合に出てるか、試合出てる中でどれだけ良いパフォーマンスを出せるかも重要です。
アジアカップで海外のレベルの高い選手と何人も対峙したり、代表チームの中でも、同じポジションでも別のポジションでもレベルの高い選手と一緒にやってきたなかで、これまで通りの練習量や意識の仕方だと足りないと改めて感じた。さらに成長を続けられるように、日頃の練習から頑張ろうと思います。
大会を通して振り返ると、決勝トーナメントで全試合、グループステージでも1試合と、中国戦には途中から出場した。試合に関われたのはすごく喜ばしいことではあります。ただ結果は出てるから良かったね、と結構言ってもらえるんですが、結果出たからこのアジアカップのメンバーをパリに連れていこうとなるはずもない。そういう場所じゃないので。
パリ・オリンピックには、その時にコンディションが良くないと呼ばれないし、あとはどれだけ自チームで試合に出てるか、試合出てる中でどれだけ良いパフォーマンスを出せるかも重要です。
アジアカップで海外のレベルの高い選手と何人も対峙したり、代表チームの中でも、同じポジションでも別のポジションでもレベルの高い選手と一緒にやってきたなかで、これまで通りの練習量や意識の仕方だと足りないと改めて感じた。さらに成長を続けられるように、日頃の練習から頑張ろうと思います。