浦和――攻撃の切り札として期待されるのが石原。移籍後初ゴールで勝利を呼び込むか?
J1リーグ1stステージ・8節
川崎フロンターレ - 浦和レッズ
4月24日(日)/16:00/等々力陸上競技場
浦和レッズ
1stステージ成績(7節終了時):3位 勝点16 5勝1分1敗 12得点・5失点
【最新チーム情報】
●シドニー戦で負傷交代のズラタンは、軽傷で済んだ模様。
●ACLでは出場停止だった森脇、疲労蓄積により出場回避した宇賀神が先発復帰。
●「川崎を止めるのは自分たちしかいない」と、宇賀神は気合いを入れる。
●中3日のハードスケジュール。遠藤が明かす「疲労対策」とは――。
●1年前の悪夢払拭へ。石原がリベンジ弾を狙う。
【担当記者の視点】
20日にアウェーでACLのシドニー戦を終え、中3日で第1ステージ無敗の川崎との大一番を迎える。ACLで8年ぶりの決勝トーナメント進出を決め、チーム内の雰囲気は良い。それだけに選手たちはあくまで「勝点3を狙う」と“逆転首位”を誓う。
右WBの関根はコンディションによっては控えに回るか。一方で、そのシドニー戦で出場停止だった森脇、さらに疲労蓄積により出場を回避した宇賀神が、この川崎戦で先発復帰する。森脇は「自分の良さを出して、打ち合いにせずゼロに抑えて圧倒したい」、宇賀神も「無敗の川崎を止めるのは自分たちしかいない」と意気込む。
とはいえ、連戦の疲労から足が止まる展開も想定される。そこで遠藤は「一度、全体的に下がって、布陣をコンパクトにする必要も出てくる。相手の勝負どころのパスを見極めて対応したい」と『疲労対策』を語った。
シドニー戦で負傷交代したズラタンは、右足関節の捻挫により川崎戦の欠場が濃厚だ。ただしズラタン本人は「深刻ではない。(5月3日の)浦項戦には戻りたい」と話していた。どうやら軽傷で済んだのは、チームにとっても救いだ。
そこで攻撃の切り札として期待されるのが石原だ。昨季等々力で重傷を負ってから、ちょうど1年が経つ。「等々力でやり返したい」と石原は、移籍後初ゴールを狙っていく。