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【FC東京】全北現代に言い訳無用の完敗。「個人では解決できる部分ではない」と東が語った“苦悩”とは?

カテゴリ:Jリーグ

白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

2016年04月21日

米本のベストパートナーは、ハ・デソンか、橋本か。

圍(31番)はほろ苦いデビュー戦となった。これをどう糧にするか、今後の活躍に期待したい。写真:佐藤 明(サッカーダイジェスト写真部)

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 4月16日の川崎戦で4失点、その4日後の全北現代戦で3失点と、守備の強度もこのところ下がっている。GKの圍も「自分を起用してくれた監督に恩返ししたかったけど、それができてなくて残念。今日は眠れないかもしれない」とトーンは低かった。
 
 前述した川崎戦では森重も「力不足を痛感している」と言った。攻守が噛み合っていない現状は誰より選手たちが分かっているのだろう。
 
 改善ポイントのひとつは、中盤か。2失点以上の試合が増えたのは、司令塔候補のハ・デソンが復帰して以降だ。もしかすると、ハ・デソンの“縦を狙いすぎる”アグレッシブな姿勢がパスミスを引き起こし、ひいてはカウンターを簡単に食らう原因になっているのかもしれない。
 
 ハ・デソン個人を批判しているわけではなく、彼にアグレッシブなプレーを求めるならそこで失敗してもカウンターを食らわないフォロー体制を築くべきだ。結果論からして、守備を重視するなら米本拓司と橋本拳人のボランチコンビが現状ではベスト。3月11日の神戸戦、続く3月15日の江蘇蘇寧戦で無失点に抑えられたのと、橋本の奮闘は決して無関係ではない。
 
 2月初旬から公式戦を戦い、ここまで過密日程で戦ってきた疲労がここにきて出始めた影響は少なからずあるだろう。怖いのは、そうした疲労感が積み重なるなか選手たちが自信を失ってしまうことだ。サッカーはいわば、メンタルスポーツ。強い気持ちを持って戦う姿勢が、今こそ求められる。
 
取材・文:白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集部)
 
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