1stステージ成績(6節終了時):1位 勝点14 4勝2分0敗 14得点・7失点
【最新チーム事情】
●先発争いが激化。監督にとっては嬉しい悲鳴の状態。
●車屋が復帰。ここ数試合はSBで起用された谷口がベンチか。
●U-23代表合宿に参加した原川が、負傷して戻ったのは気掛かり。
●森本の戦線離脱は長引きそうな気配。
●ここから3試合が今後を占う試金石ながら、選手たちは一様に「目の前の試合を大事にする」と語る。
【担当記者の視点】
首位に立つ川崎にとって、ここからの3試合が第1ステージ優勝に向けた山場となる。FC東京との多摩川クラシコを皮切りに、8節は浦和戦(H)、9節はG大阪(A)と続くだけに、まずは近隣のライバルを叩いて首位を固持したい。
前節の鳥栖戦は何度もピンチを招きながら、GKチョン・ソンリョンのビッグセーブで難を逃れると、最後は大久保の劇的な決勝弾で勝利を手にした。際どい勝負をモノにし、チームの状態は上々と言っていい。
鳥栖戦でゴールを決めた大久保は、J1通算得点記録を単独最多の159点に伸ばした。左太腿痛を抱えていたなか、「両足をつった」という状態でもフル出場しており、今節でもプレーに支障はないはずだ。
一方、右足首に負傷を抱える大島は万全とは言えず、コンディションに一抹の不安を残す。前節はシステム変更の影響もあり、41分に交代を余儀なくされたが、その鬱憤を晴らせるか。大島と中村の2ボランチが機能するかどうかで、試合の流れは大きく変わる。
また、怪我により2試合を欠場した車屋が左SBで先発濃厚。登里と共演するのは今季初で、左サイドの連係は見どころのひとつ。この縦ラインの呼吸が合えば、局面を打開する“切れ味鋭い槍”と化すだろう。
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