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“一本中の一本”を仕留める。勝負強さを呼び覚ました松木玖生が中国戦で圧巻の活躍ぶり「出場した試合は全試合で決めようと思っている」【U-23アジア杯】

カテゴリ:日本代表

松尾祐希

2024年04月17日

U-15代表以来の左SBでプレー

ゴールを決めれば、守備でも奮闘。攻守両面で絶大な存在感を示した。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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 理由の1つが、プロキャリアをスタートさせたFC東京での役割だ。ボランチやインサイドハーフで中盤の舵取り役やコンダクターを担い、バランサーとしてのプレーを求められた。

 そのため、ゴール前での働きが必要不可欠ではなくなり、自然と得点数が減り、大一番での勝負強さもあまり見られなくなった。

 だが、今季はクラブでトップ下を任され、高校時代のようにゴール前での仕事がタスクに。その10番のポジションが松木の得点感覚を呼び覚ますことに繋がった。

「勝負強さは今日の試合(中国戦)で出せた。自分自身もクラブでも10番のポジションをやっているので、ゴールに多く絡むこととチャンスメイクのところを大岩監督に求められている。次の試合もその次の試合も大事になると思うので、(決定力や勝負強さは)もっと磨いていきたい」
 
 中国戦では守備面でも貢献。西尾が退場した直後は、CB木村誠二(鳥栖)が投入されるまで、U-15日本代表以来の左SBでプレー。堅実なディフェンスで奮戦した。

 攻守の両局面で頼りになり、試合を決めるゴールも。青森山田高時代を彷彿させるパフォーマンスを披露した松木の存在感は絶大だった。

 19日に控えているUAE戦での活躍にも期待がかかる。「この大会に関しては、出場した試合は全試合で決めようと思っている。それぐらいの気持ちで日本を助けていきたい」と言い切った17番は、現状に満足せず、パリ行きの切符を掴むまで走り続けていく。

取材・文●松尾祐希(サッカーライター)

記事:【セルジオ越後】西尾の退場で試合が壊れてしまった中国戦。まるで日本の金星、勝てたのはラッキーだったよ【U-23アジア杯】
 
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