ベトナム戦でトライ。悪くない感触
右サイドに関しても、アジアカップのイラン戦のように、相手のSBにハイプレスをかけて速い攻めを目ざすのなら、前田大然(セルティック)が有効な選択肢になり得る。彼もまた前日練習ではこのポジションに入っており、堂安がスタメンで出る場合でも途中からジョーカー的に出場する可能性があると見ていい。
一方で、森保監督は同じスピードタイプの浅野拓磨(ボーフム)に絶大な信頼を寄せている。前日練習ではFWのグループに入ってはいたが、今までも本番ではサイドで起用するケースが何度かあり、サプライズを見せることもないとは言えないだろう。
「僕も前だけじゃなくて、右左どこでプレーしてもいいように準備をしていますし、監督からもどこでも考えてるっていうふうには常に言われている。もし、そのポジションで出ることがあれば、『(伊東・三笘の)2人がいないから代わりでプレーする』という意識を持たずにプレーできたら、特長を出せると思います」と、自身のスピードや推進力を示して、得点に絡む構えだ。アジアカップではコンディション不良もあって精彩を欠いた彼には、今回こそ本来の力を出してほしいものである。
一方で、森保監督は同じスピードタイプの浅野拓磨(ボーフム)に絶大な信頼を寄せている。前日練習ではFWのグループに入ってはいたが、今までも本番ではサイドで起用するケースが何度かあり、サプライズを見せることもないとは言えないだろう。
「僕も前だけじゃなくて、右左どこでプレーしてもいいように準備をしていますし、監督からもどこでも考えてるっていうふうには常に言われている。もし、そのポジションで出ることがあれば、『(伊東・三笘の)2人がいないから代わりでプレーする』という意識を持たずにプレーできたら、特長を出せると思います」と、自身のスピードや推進力を示して、得点に絡む構えだ。アジアカップではコンディション不良もあって精彩を欠いた彼には、今回こそ本来の力を出してほしいものである。
さらに、右サイドのもう1つのオプションは、久保の起用だ。レアル・ソシエダではこのポジションで違いを見せているだけに、局面打開力とフィニッシュの迫力は折り紙付き。久保が右サイドでプレーするなら、トップ下に入るのは南野拓実(モナコ)。この形もアジアカップのベトナム戦でトライしていて、悪くない感触だった。南野が入ることで、よりゴール前の迫力が増し、得点の確率が上がるというメリットもありそうだ。
このように複数の組み合わせが考えられるが、いずれにしても「伊東・三笘がいなくても勝てる」ということを証明することが、今の日本にとって最重要課題。森保監督は「選手が変われば、表現することが多少、違ってくるところはある。彼らがいない分、違った形や戦い方、選手個々の力とコンビネーションが逆に出せる」と自信をのぞかせていた。
21日のホームゲームでは確実に先手を取り、相手にプレッシャーをかけ、スッキリと快勝できれば、勢いをつけて平壌に乗り込める。そういう理想的な流れを作ってほしい。
取材・文●元川悦子(フリーライター)
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【日本代表PHOTO】W杯予選・北朝鮮戦を翌日に控え、国立競技場でトレーニングを行った日本代表
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21日のホームゲームでは確実に先手を取り、相手にプレッシャーをかけ、スッキリと快勝できれば、勢いをつけて平壌に乗り込める。そういう理想的な流れを作ってほしい。
取材・文●元川悦子(フリーライター)
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