目立ったのは本田のポジショニング。右サイドのスペースを空け、香川が流れてフリーで受けていた。
ポジショニングが厳格なドルトムントでは、香川は真ん中の相手DFとMFの隙間でボールを受けることが要求されている。しかし、相手の守備の厳しさ、受けるスペースの狭さ、味方ボランチとの距離の遠さから、現状ではトーマス・トゥヘル監督のリクエストに応えられていない。
しかし、シリア戦では味方が多くの動き出しを見せた。 前半に目立ったのは、本田のポジショニングだ。日本の右サイドは、シリアMFのアルアジャンが背中に気を配っており、SBのサバグとともに、本田を縦に挟み込む守備をしていた。ここが攻撃の起点であると、警戒したのだろう。
ところが、本田は右サイドに留まらず、中央に入ってアルアジャンとサバグを引きつけ、右サイドのスペースを空けた。そこに酒井高徳が駆け上がるか、あるいは香川が流れてフリーで受ける。
相手の守備の狙いを逆手に取り、ボールを受けやすい環境を作った。香川が気持ち良くプレーできた“黒子”として、本田の戦術眼は見逃せない。
もうひとつは、岡崎慎司だ。
しかし、シリア戦では味方が多くの動き出しを見せた。 前半に目立ったのは、本田のポジショニングだ。日本の右サイドは、シリアMFのアルアジャンが背中に気を配っており、SBのサバグとともに、本田を縦に挟み込む守備をしていた。ここが攻撃の起点であると、警戒したのだろう。
ところが、本田は右サイドに留まらず、中央に入ってアルアジャンとサバグを引きつけ、右サイドのスペースを空けた。そこに酒井高徳が駆け上がるか、あるいは香川が流れてフリーで受ける。
相手の守備の狙いを逆手に取り、ボールを受けやすい環境を作った。香川が気持ち良くプレーできた“黒子”として、本田の戦術眼は見逃せない。
もうひとつは、岡崎慎司だ。